特許

J-GLOBAL ID：202003003116769835

アシル化修飾ミクロフィブリル化植物繊維を含有するマスターバッチ

発明者： 矢野 浩之 ,  奥村 博昭 ,  片岡 弘匡 ,  佐野 博成
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学 ,  星光PMC株式会社 ,  日本製紙株式会社 ,  王子ホールディングス株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-056300
公開番号（公開出願番号）：特開2017-171713
特許番号：特許第6640623号
出願日： 2016年03月18日
公開日（公表日）： 2017年09月28日
請求項（抜粋）：

【請求項1】(A)アシル化修飾ミクロフィブリル化植物繊維、(B)熱可塑性樹脂、及び(C)相溶化剤を含有するマスターバッチであって、 当該マスターバッチは、(D)希釈用樹脂と混合して繊維強化樹脂組成物を製造するためのマスターバッチであり、 前記(A)アシル化修飾ミクロフィブリル化植物繊維、(B)熱可塑性樹脂、(C)相溶化剤、及び(D)希釈用樹脂が下記条件: (a) (A)アシル化修飾ミクロフィブリル化植物繊維の溶解パラメータ(SPacylmf)が10以上であり、 (b) (B)熱可塑性樹脂の溶解パラメータ(SPpm)が9〜15であり、当該溶解パラメータ(SPpm)が(D)希釈用樹脂の溶解パラメータ(SPpd)以上であり、及び (c) (C)相溶化剤の溶解パラメータ(SPcom)が前記(A)アシル化修飾ミクロフィブリル化植物繊維の溶解パラメータ(SPacylmf)以下である、 を満たし、 前記(C)相溶化剤が、変性ポリオレフィン、及び他種ポリマーとポリオレフィンとのグラフト体からなる群から選ばれる少なくとも1種の相溶化剤である、 ことを特徴とするマスターバッチ。

IPC (3件)：

C08J 3/22 ( 200 6.01) ,  C08L 97/02 ( 200 6.01) ,  C08L 101/00 ( 200 6.01)

FI (6件)：

C08J 3/22 CEP ,  C08J 3/22 CEQ ,  C08J 3/22 CER ,  C08J 3/22 CEZ ,  C08L 97/02 ,  C08L 101/00

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特許第5496435号
  
• セルロース繊維/樹脂複合組成物の製造方法、該複合組成物、成形用樹脂組成物及び樹脂成形物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-063052   出願人：荒川化学工業株式会社
• 変性セルロースならびに該変性セルロースを含むマスターバッチ用樹脂組成物、樹脂成形材料、および成形体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2013-195778   出願人：星光PMC株式会社