特許
J-GLOBAL ID:202003003500561656

加圧排煙システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮地 正浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-136669
公開番号(公開出願番号):特開2020-010949
出願日: 2018年07月20日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】事前の調整作業を簡略化又は省略した場合であっても、火災時において、付室などの特定域とその隣室との間に配置された扉を開閉可能な状態に維持しながら当該特定域への煙の流入を防止することができる加圧排煙システムを提供する。【解決手段】火災発生時に、加圧給気ファン10を作動させ、加圧給気対象の特定域Rbに対して主給気ダクト5及び分岐給気ダクト6を通じて加圧給気を行う加圧給気制御部15が、加圧給気対象の特定域Rbと当該特定域Rbに隣接する隣室Raとの差圧を差圧検出部9で検出し、当該検出した差圧が所定の設定差圧範囲内に維持されるように、通風量調整弁3の開度及び加圧給気ファン10の送風量を制御する加圧給気量制御を実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
特定域と当該特定域に扉を介して隣接する隣室とを複数の階の夫々に有する建物に設けられ、 加圧給気ファンと、 前記加圧給気ファンに接続された主給気ダクトと、を備え、 各階において、前記主給気ダクトから分岐して前記特定域に接続される分岐給気ダクトを備え、 火災発生時に、前記加圧給気ファンを作動させ、加圧給気対象の特定域に対して前記主給気ダクト及び前記分岐給気ダクトを通じて加圧給気を行う加圧給気制御部を備えた加圧排煙システムであって、 前記加圧給気ファンが、送風量調整可能に構成され、 各階において、前記分岐給気ダクトの通風量を調整可能な通風量調整弁と、前記特定域と前記隣室との差圧を検出可能な差圧検出部と、を備え、 前記加圧給気制御部が、加圧給気対象の特定域と当該特定域に隣接する隣室との差圧を差圧検出部で検出し、当該検出した差圧が所定の設定差圧範囲内に維持されるように、前記通風量調整弁の開度及び前記加圧給気ファンの送風量を制御する加圧給気量制御を実行する加圧排煙システム。
IPC (5件):
A62B 13/00 ,  A62C 2/00 ,  A62C 37/08 ,  F24F 7/06 ,  F24F 7/007
FI (5件):
A62B13/00 D ,  A62C2/00 S ,  A62C37/08 ,  F24F7/06 D ,  F24F7/007 B
Fターム (9件):
2E185BA19 ,  2E185CC62 ,  2E185CC63 ,  2E185DA02 ,  2E185DA06 ,  2E185DA13 ,  2E189GA02 ,  3L056BD07 ,  3L058BG04

前のページに戻る