特許
J-GLOBAL ID:202003003747268854

レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 賢治 ,  今下 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-218300
公開番号(公開出願番号):特開2020-085591
出願日: 2018年11月21日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】レーダ空間分解能を向上させるとともに、レーダシステムを小型化するにあたり、(1)確率分布の推定を不要にするとともに、計算量を低減すること、(2)近接する物標による受信信号の分離を不要にするとともに、存在する物標の個数を正しく検出すること、(3)1本のアンテナのみでも十分とすること、(4)レーダ表示画像のエッジの周縁に偽像を発生させないことを目的とする。【解決手段】受信信号の振幅の傾斜の絶対値が大きいときには、受信信号の振幅に乗算される正の係数を小さくする一方で、受信信号の振幅の傾斜の絶対値が小さいときには、受信信号の振幅に乗算される正の係数を大きくする。よって、アンテナ開口を小さくしても、レーダ空間分解能を向上させることができ、アンテナ開口を小さくし、レーダシステムを小型化できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
方位方向及び距離方向のうちの少なくともいずれかの方向からなる空間内の各位置において、レーダ受信信号の振幅の傾斜を算出する振幅傾斜算出部と、 前記レーダ受信信号の振幅の傾斜の絶対値が大きい前記空間内の各位置においてほど、前記レーダ受信信号の振幅に乗算される正の係数を小さく設定する一方で、前記レーダ受信信号の振幅の傾斜の絶対値が0に近い前記空間内の各位置においてほど、前記レーダ受信信号の振幅に乗算される正の係数を大きく設定する振幅係数設定部と、 前記空間内の各位置において、前記レーダ受信信号の振幅に対して、前記レーダ受信信号の振幅の傾斜の絶対値に応じた正の係数を乗算する振幅係数乗算部と、 を備えることを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (1件):
G01S 13/06
FI (1件):
G01S13/06
Fターム (9件):
5J070AC02 ,  5J070AC13 ,  5J070AD01 ,  5J070AF05 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH31 ,  5J070AH33 ,  5J070AK22

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