特許
J-GLOBAL ID:202003003868652953

温度制御システム、温度制御方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 卓二 ,  仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-162956
公開番号(公開出願番号):特開2020-035310
出願日: 2018年08月31日
公開日(公表日): 2020年03月05日
要約:
【課題】加熱対象物に搭載された電気抵抗ヒータおよび温度センサを備え、この温度センサの出力に基づいて上記ヒータへの通電電流を制御する温度制御システムにおいて、ヒータの劣化を自動的に検知して報知すること。【解決手段】加熱対象物の温度制御中で加熱対象物が目標温度Ttargetにある第1時点での、ヒータに対する印加電圧値V、通電電流値I、および、操作量MVに基づいて、目標電力値PWtargetと、電力最大値PWmaxを求める。第1時点でヒータが示した第1抵抗値R1を算出する。目標電力値PWtarget、電力最大値PWmax、および、第1抵抗値R1に基づいて、劣化判定の抵抗閾値Rthを設定する。第1時点よりも後の加熱対象物の温度制御中に、ヒータが示す現在の抵抗値Rsを求める。現在の抵抗値Rsと抵抗閾値Rthとを比較して、ヒータの劣化を判定して報知する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
加熱対象物に搭載された電気抵抗ヒータおよび温度センサを備え、この温度センサが出力する上記加熱対象物の温度に基づいて上記電気抵抗ヒータへの通電電流を制御する温度制御システムであって、 上記加熱対象物を予め定められた目標温度に制御するための操作量を作成し、電源から上記電気抵抗ヒータへ上記操作量に応じて通電電流を流して、上記加熱対象物の温度を制御する温度制御部と、 上記加熱対象物の温度制御中で上記加熱対象物が上記目標温度にある第1時点での、上記電気抵抗ヒータに対する印加電圧値、通電電流値、および、上記操作量に基づいて、上記電気抵抗ヒータへ供給された電力値を目標電力値として求めるとともに、上記電源から上記電気抵抗ヒータへ供給可能な電力最大値を求めるヒータ電力演算部と、 上記印加電圧値と上記通電電流値に基づいて、上記第1時点で上記電気抵抗ヒータが示した第1抵抗値を算出する第1抵抗値演算部と、 上記目標電力値、上記電力最大値、および、上記第1抵抗値に基づいて、上記電気抵抗ヒータが劣化したか否かを判定するための抵抗閾値を設定する抵抗閾値設定部と、 上記第1時点よりも後の上記加熱対象物の温度制御中に、上記電気抵抗ヒータに対する印加電圧値と通電電流値に基づいて、上記電気抵抗ヒータが示す現在の抵抗値を求める現在抵抗値演算部と、 上記現在の抵抗値と上記抵抗閾値とを比較して、上記電気抵抗ヒータが劣化したか否かを判定する比較判定部と、 上記電気抵抗ヒータが劣化したと判定された時、上記電気抵抗ヒータが劣化したことを報知する警報部と を備えたことを特徴とする温度制御システム。
IPC (1件):
G05D 23/19
FI (1件):
G05D23/19 J
Fターム (12件):
5H323BB17 ,  5H323CA06 ,  5H323CB02 ,  5H323DA01 ,  5H323DB01 ,  5H323FF01 ,  5H323GG01 ,  5H323JJ02 ,  5H323MM02 ,  5H323PP07 ,  5H323QQ06 ,  5H323SS03

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