特許
J-GLOBAL ID:202003003881456039
組電池の検査方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-225968
公開番号(公開出願番号):特開2018-084427
特許番号:特許第6631482号
出願日: 2016年11月21日
公開日(公表日): 2018年05月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1面とこれとは反対方向を向く第2面とを有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する孔である保持孔が複数形成されたホルダと、
前記保持孔の内径よりも小さな外径を有するセルであって、前記ホルダの前記保持孔内に挿入された複数のセルと、
前記セルの外周面と、前記ホルダのうち前記保持孔を構成する内周面である孔内周面と、の間の隙間に注入されて固化した状態の接着剤と、を備える
組電池について、前記セルの前記外周面と前記ホルダの前記孔内周面との間の気密状態を検査する方法であって、
前記ホルダの前記第2面に密着する環状のシール面を有し、前記シール面が前記第2面に密着することで前記シール面と前記第2面との間を気密にしつつ少なくとも1つの前記保持孔の前記第2面側を覆う態様で、前記組電池に配置される治具であって、当該治具を前記組電池に配置した状態において、当該治具の内面と前記組電池のうち当該治具によって覆われた部位とによって囲まれた内側空間が形成される形状を有し、且つ、当該治具の外部から前記内側空間内にエアを導入可能とする通気口を有する治具を用意し、
少なくとも1つの前記保持孔の前記第2面側を覆うと共に、前記治具の前記シール面を前記第2面に密着させることで前記シール面と前記第2面との間を気密にする態様で、前記治具を前記組電池に配置する治具配置工程と、
前記治具の外部に設けられているエア送出装置から前記治具の前記通気口を通じて前記内側空間内にエアを供給して、前記内側空間内の圧力を上昇させた状態で、前記内側空間内の圧力値である第1圧力値を測定する第1圧力測定工程と、
前記第1圧力測定工程の後、前記エア送出装置から前記内側空間内にエアを供給できない状態にした時から、所定の第1時間が経過した時、前記内側空間内の圧力値である第2圧力値を測定する第2圧力測定工程と、
前記第1圧力値と前記第2圧力値との差が許容範囲内でない場合に、前記セルの前記外周面と前記ホルダの前記孔内周面との間の気密状態が不良であると判定する判定工程と、を備える
組電池の検査方法。
IPC (2件):
G01M 3/26 ( 200 6.01)
, H01M 2/10 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01M 3/26 M
, H01M 2/10 V
, H01M 2/10 S
, H01M 2/10 A
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