特許
J-GLOBAL ID:202003004004052748

匿名化システムおよび匿名化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青稜特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-210777
公開番号(公開出願番号):特開2020-077256
出願日: 2018年11月08日
公開日(公表日): 2020年05月21日
要約:
【課題】データに対する匿名化処理の正当性を、削除や置換等の匿名化処理を施した後でも検証できる匿名化システム及び匿名化方法を提供する。【解決手段】匿名化データ提供サーバは、患者データレコード拡張処理S01を行い、拡張患者データテーブルへ処理結果を格納する。次いで、拡張患者データテーブルのデータを入力とし、デジタル署名を生成する署名生成処理S02を行い、生成した署名値を元となった患者データ名とともに、Webサーバ登録S03を経由して、匿名化データ利用者端末へ取得S05させる。匿名化データ取得依頼S06を受けた匿名化データ提供サーバは、患者データ名及び匿名化条件を入力として検証可能匿名化処理S07を行い、匿名化データを生成して、匿名化データ利用者端末へ取得S08させる。匿名化データ利用者端末は、匿名化データ及び署名値を入力として署名検証処理S09を行い、匿名化データの正当性を検証する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
情報処理装置により秘密情報を匿名化して利用者に提供する匿名化システムであって、 秘密情報を記憶する秘密情報記憶手段と、 前記秘密情報を抽象化する情報の候補群である抽象化候補群情報記憶手段と、 前記秘密情報に抽象化する情報の候補群を追加した拡張秘密データを記憶する拡張秘密データ記憶手段と、 前記秘密情報から一部の情報を削除または置換した匿名化データを記憶する匿名化データ記憶手段と、 前記秘密情報と前記抽象化候補群情報を用い、前記拡張秘密データを生成する拡張秘密データ生成手段と、 前記拡張秘密データまたは匿名化データを用いて前記秘密情報のハッシュ値を中間値とするデジタル署名を生成する署名生成手段と、 前記拡張秘密データを用いて匿名化データを生成する匿名化手段と、 与えられた匿名化データの正当性を検証する匿名化データ正当性検証手段とを備え、 前記拡張秘密データ生成手段は、前記秘密情報記憶手段により記憶された秘密情報と前記抽象化候補群情報記憶手段により記憶された前記秘密情報を抽象化する情報の候補群を参照して、前記拡張秘密データを生成し、 前記匿名化手段は、前記拡張秘密データに対して、前記署名生成手段の署名生成の中間値と同一のハッシュ値に置き換える処理を実行して、匿名化データを生成し、 前記署名生成手段は、前記拡張秘密データ生成手段より生成された拡張秘密データより、第一の署名値を、前記匿名化手段に生成された匿名化データより、第二の署名値をそれぞれ生成し、 前記匿名化データ正当性検証手段は、前記第一の署名値と前記第二の署名値を比較することにより、与えられた匿名化データの正当性を検証することを特徴とする匿名化システム。
IPC (3件):
G06F 21/64 ,  G06F 21/62 ,  H04L 9/32
FI (3件):
G06F21/64 ,  G06F21/62 354 ,  H04L9/00 675A
Fターム (4件):
5J104AA08 ,  5J104AA12 ,  5J104LA01 ,  5J104NA12
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
前のページに戻る