特許
J-GLOBAL ID:202003004291012352

回収砂の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-242813
公開番号(公開出願番号):特開2020-104125
出願日: 2018年12月26日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】インクジェット式の三次元積層造型法に従って鋳型を造型する工程やかかる鋳型を用いた鋳造工程から回収される回収砂を、有利に再生し得る方法を提供する。【解決手段】触媒としての酸が表面に付着した球状の耐火性粒子と、フラン樹脂前駆体を含むバインダとを用いて、インクジェット式の三次元積層造型法に従って鋳型を造型する工程や該鋳型を用いた鋳造工程から回収される回収砂を、再生する方法であって、機械研磨して、表面を清浄化する研磨工程と、機械研磨によって生じた研磨粉を除去することにより、水との混合液の濁度にて評価される透視度が50%以上となる研磨砂を得る研磨粉除去工程と、研磨粉除去工程を経て得られた研磨砂を焙焼処理して、pHが6〜8、電気伝導度が70mS/m以下となる再生砂を得る焙焼工程とを有することとした。【選択図】なし
請求項(抜粋):
触媒としての酸が表面に付着せしめられてなる、人工的に製造された球状の耐火性粒子と、かかる酸によって硬化せしめられるフラン樹脂前駆体を含むバインダとを用いて、インクジェット式の三次元積層造型法に従って鋳型を造型する工程や該鋳型を用いた鋳造工程から回収される、酸性やアルカリ性を呈する前記球状の耐火性粒子からなる回収砂を、再生する方法であって、 前記回収砂を機械研磨して、該回収砂の表面を清浄化する研磨工程と、 該機械研磨によって生じた研磨粉を該回収砂から除去することにより、水との混合液の濁度にて評価される透視度が50%以上となる研磨砂を得る研磨粉除去工程と、 かかる研磨粉除去工程を経て得られた研磨砂を焙焼処理して、pHが6〜8、電気伝導度が70mS/m以下となる再生砂を得る焙焼工程とを、 有することを特徴とする回収砂の再生方法。
IPC (7件):
B22C 5/00 ,  B22C 1/22 ,  B22C 9/02 ,  B29C 64/112 ,  B29C 64/165 ,  B33Y 10/00 ,  B29C 64/357
FI (8件):
B22C5/00 A ,  B22C5/00 C ,  B22C1/22 C ,  B22C9/02 101Z ,  B29C64/112 ,  B29C64/165 ,  B33Y10/00 ,  B29C64/357
Fターム (6件):
4E092AA50 ,  4E093AA01 ,  4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL29 ,  4F213WL67
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 砂型の製造方法および砂型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2015-236136   出願人:ダイハツ工業株式会社
  • 特許第5916789号
  • 鋳物砂の製造方法および鋳物砂
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2017-036487   出願人:ダイハツ工業株式会社
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