特許
J-GLOBAL ID:202003004484641233

巻取式開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-210514
公開番号(公開出願番号):特開2020-075637
出願日: 2018年11月08日
公開日(公表日): 2020年05月21日
要約:
【課題】凹状の湾曲形状を有する被覆い面を覆った際、覆い部(シート状部材)を移動させて被覆い面(ルーフウィンドウの車室内側の面)の全体を覆い部で覆った全閉状態での被覆い面と覆い部との隙間をより小さくでき、かつ、覆い部を移動させて被覆い面の全体を露出した全開状態での覆い部の収容スペースをより小さくすることができる、巻取式開閉装置を提供する。【解決手段】シート状部材と巻取部と引出部と案内部とを備え被覆い面に沿ってシート状部材を移動させる巻取式開閉装置で、被覆い面は湾曲形状を有し、引出部は巻取部にシート状部材を巻取部から引き出す及び引き戻し可能で、シート状部材は、被覆い面に沿って案内部により移動可能で、案内部は巻取近傍領域でシート状部材を平坦状に維持し湾曲促進領域で互いの間隔が平坦維持間隔から湾曲維持間隔に向け狭くなり湾曲維持領域でシート状部材を被覆い面の湾曲方向と同一方向に湾曲させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
シート状部材と、巻取部と、引出部と、案内部と、を備え、 被覆い面に沿って前記シート状部材を移動させる巻取式開閉装置であって、 前記被覆い面は、 周囲を周囲面で囲まれ、 前記シート状部材の移動方向であるシート移動方向から見た場合、前記シート状部材と対向する側が凹状となる湾曲形状を有しており、 前記巻取部は、 前記シート移動方向に沿った前記被覆い面の一方端側における前記周囲面に配置されており、 前記シート移動方向に沿って前記シート状部材を巻き取り、及び巻き出す、ことが可能であり、 前記引出部は、 前記シート移動方向に沿った前記被覆い面の他方端側における前記周囲面に配置されており、 前記シート移動方向に沿って前記シート状部材を前記巻取部から引き出す、及び引き出した前記シート状部材を引き戻して前記巻取部に巻き取らせる、ことが可能であり、 前記シート状部材は、 前記被覆い面における前記シート移動方向に直交する方向の幅である被覆い幅よりも広いシート幅に設定されたシート状の形状を有しており、 前記シート移動方向から見て湾曲させることが可能であるとともに、湾曲した場合の湾曲状態を維持可能な剛性を有しており、 一方端側は前記巻取部に接続され、他方端側は前記引出部に接続され、 前記引出部によって引き出されるとともに前記巻取部から巻き出され、あるいは前記引出部によって引き戻されるとともに前記巻取部に巻き取られる、ことで前記被覆い面に沿って前記シート移動方向へ、前記案内部に案内されて移動可能であり、 前記案内部は、 前記シート移動方向に沿って対向するように一対で前記周囲面に設けられているとともに、前記巻取部から前記引出部まで延びるように、前記被覆い面を挟んで設けられ、 前記周囲面に設けられた前記案内部は、 前記シート移動方向に沿って前記シート状部材を案内する案内溝を有し、 一対の前記案内部は、 互いの間隔が、前記被覆い幅よりも広い間隔となるように、かつ、前記シート幅以下の間隔となるように設けられ、 前記巻取部の近傍である巻取近傍領域では、互いの間隔が、前記シート状部材を平坦状に維持する間隔である平坦維持間隔に設定されており、 前記巻取近傍領域から前記被覆い面の前記一方端までの湾曲促進領域では、互いの間隔が、前記平坦維持間隔から、前記平坦維持間隔よりも狭い湾曲維持間隔に向けて、徐々に間隔が狭くされており、 前記被覆い面の前記一方端から前記他方端までの湾曲維持領域では、互いの間隔が、前記湾曲維持間隔に設定されており、 少なくとも前記湾曲維持領域では、前記シート移動方向に直交する断面において、一対の前記案内部の前記案内溝の開口方向が、互いに対向する方向ではなく、前記被覆い面の側に傾斜する方向に向けられており、 前記湾曲維持領域の前記シート状部材を、前記被覆い面の湾曲方向と同一方向に湾曲させる、 巻取式開閉装置。
IPC (3件):
B60J 3/00 ,  E06B 9/42 ,  E06B 9/68
FI (4件):
B60J3/00 H ,  B60J3/00 G ,  E06B9/42 Z ,  E06B9/68 Z
Fターム (3件):
2E042AA07 ,  2E042CA01 ,  2E042DA04

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