特許
J-GLOBAL ID:202003004549371662

液体媒体内の生存微生物の迅速な検出のためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-504466
公開番号(公開出願番号):特表2020-512841
出願日: 2018年04月06日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
液体媒体懸濁液内の生存微生物(例えば、病原体)を迅速に検出するためのシステムおよび方法は、懸濁液(例えば、微生物を含有すると考えられる液体媒体)と電気的連通状態にある少なくとも2つの電極を利用する。短い初期時間窓内で(例えば、パルスの状態の変化後に定常状態電気応答値の95%に到達するために必要とされる時間以内で)の電気パルスに対する電気応答は、電極間の懸濁液のバルク電気応答が、電極の表面における2重層形成によって電気応答信号が規定される前に、決定されることを可能にする。パルス印加およびパルスの状態の変化に対する電気応答の検出は、所定の期間にわたって反復することができ、そのような応答の変化は、バルク懸濁液内の微生物増殖を検出するのに有用である。【選択図】図11A
請求項(抜粋):
液体含有サンプル内の少なくとも1つの病原体の存在を検出するための方法であって、 前記液体含有サンプルの少なくとも一部分と電気的連通状態にある少なくとも2つの電極間に第1の電気パルスを印加することと、 前記第1の電気パルスの状態の変化後に定常状態電気応答値の95%に到達するために必要とされる時間以内で延長する第1の初期時間窓内で電気応答を示す少なくとも1つの第1の初期電気応答信号を生成するために、前記第1の電気パルスの印加による、前記液体含有サンプルの前記少なくとも一部分および前記少なくとも2つの電極の第1の初期電気応答を検出することと、 前記液体含有サンプルの少なくとも一部分と電気的連通状態にある前記少なくとも2つの電極間に第2の電気パルスを印加することと、 前記第2の電気パルスの状態の変化後に前記定常状態電気応答値の95%に到達するために必要とされる時間以内で延長する第2の初期時間窓内で電気応答を示す少なくとも1つの第2の初期電気応答信号を生成するために、前記第2の電気パルスの印加による、前記液体含有サンプルの前記少なくとも一部分および前記少なくとも2つの電極の第2の初期電気応答を検出することと、および、 前記少なくとも1つの第2の初期電気応答信号を具現化する、または前記少なくとも1つの第2の初期電気応答信号から導出される第2の電気応答を、前記少なくとも1つの第1の初期電気応答信号を具現化する、または前記少なくとも1つの第1の初期電気応答信号から導出される第1の電気応答と比較することと、を含む、方法。
IPC (2件):
C12Q 1/06 ,  C12M 1/34
FI (2件):
C12Q1/06 ,  C12M1/34 B
Fターム (8件):
4B029AA07 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029FA01 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ05 ,  4B063QS40 ,  4B063QX04
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る