特許
J-GLOBAL ID:202003004756325069

ドアビームおよびドアビームの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  行武 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-199919
公開番号(公開出願番号):特開2020-066323
出願日: 2018年10月24日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
【課題】自動車の側面衝突に対する強度を確保しつつ軽量化を実現することが可能なドアビームおよびドアビームの製造方法を提供する。【解決手段】ドアビーム3は、アウタフランジ31と、インナフランジ32と、アッパーウェブ33と、ロワーウェブ34と、を備える。インナフランジ32は、上方に突出した突出フランジ部32Hを有する。突出フランジ部32Hは、中央フラット部321と、後方傾斜部322と、前方傾斜部323とを含む。後方傾斜部322および前方傾斜部323の長さが、ドアビーム3の全長Lの30%以上となるように設定されている。【選択図】図2A
請求項(抜粋):
自動車のドアに装着されるドアビームであって、 前記ドアビームにおける前記自動車の車両幅方向の内側部分を画定するインナフランジと、 前記ドアビームにおける前記車両幅方向の外側部分を画定するアウタフランジと、 前記ドアビームにおける前記自動車の車両上下方向の上側部分で、前記インナフランジと前記アウタフランジとを車両幅方向に沿って接続するアッパーウェブと、 前記ドアビームにおける前記車両上下方向の下側部分で、前記インナフランジと前記アウタフランジとを車両幅方向に沿って接続するロワーウェブと、 を備え、前記インナフランジ、前記アウタフランジ、前記アッパーウェブおよび前記ロワーウェブによって、車両前後方向と交差する閉断面が形成されており、 前記インナフランジおよび前記アウタフランジのうちの少なくとも一方は、前記アッパーウェブよりも上方、または、前記ロワーウェブよりも下方に突出する突出フランジ部を有しており、 前記突出フランジ部は、 車両前方に向かうに連れて前記アッパーウェブまたは前記ロワーウェブに近づくように傾斜した前側傾斜部と、 車両後方に向かうに連れて前記アッパーウェブまたは前記ロワーウェブに近づくように傾斜した後側傾斜部と、 前記前側傾斜部と前記後側傾斜部とを接続するフラット部と、 を有し、 前記ドアビームの長手方向に沿った前記前側傾斜部および前記後側傾斜部の長さがそれぞれLf、Lr、前記長手方向に沿った前記ドアビームの全長がLと定義された場合、(Lf+Lr)≧0.3×Lの関係が満たされている、ドアビーム。
IPC (1件):
B60J 5/00
FI (1件):
B60J5/00 Q

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