特許
J-GLOBAL ID:202003004855210940

光偏向器の制御方法および光偏向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山川 茂樹 ,  小池 勇三 ,  山川 政樹 ,  本山 泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-082043
公開番号(公開出願番号):特開2020-181018
出願日: 2019年04月23日
公開日(公表日): 2020年11月05日
要約:
【課題】光偏向器によって偏向される光の位置(軌跡)が、所望の時間依存性を有するようにする。【解決手段】印加される電圧によって偏向角が変化する光偏向器101と、光偏向器101に電圧を印加する電圧制御部102と、電圧制御部102が出力する電圧の値を記憶する記憶部103とを備える。電圧制御部102は、記憶部103に記憶されている値の電圧を光偏向器101に出力する。記憶部103は、目的とする時間依存性θ=θgoal(t)を持つ偏向角θを与える目的電圧V=ggoal(t)を記憶する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
印加される電圧に依存して偏向角が変化する光偏向器であって、時間をtとしたとき、目的とする時間依存性θ=θgoal(t)を持つ偏向角θを与える目的電圧V=ggoal(t)を導出する前記光偏向器の制御方法において、 θが、時間の周期関数であれば、周期をTとし、 θが、時間の周期関数でなければ、持続時間をTとしかつ目的とする時間依存性θ=θgoal(t)を持つ偏向角の開始時刻をt=0とし、 0≦t<Tの期間の時刻を考えたとき、 繰返し回数n=0とする初期ステップと、 n=n+1とするインクリメントステップと、 周期Tまたは持続時間Tを有する電圧gn(t)を前記光偏向器に印加するステップAnと、 前記ステップAnの次に、θ=θgoal(t)が、目的とする精度で満たされているか否かを確認するステップBnと、 gn(t)を目的電圧とするステップCnと、 前記光偏向器に印加する電圧が上昇する際の偏向角の電圧依存性を示すθ=frise,n(V)と、前記光偏向器に印加する電圧が下降する際の偏向角の電圧依存性θ=ffall,n(V)とを導出するステップDnと、 前記ステップDnの次に、grise,n+1(t)=frise,n-1{θgoal(t)}とし、gfall,n+1(t)=ffall,n-1(θgoal(t))とし、grise,n+1(t)とgfall,n+1(t)とからgn+1(t)を構成するステップEnと、 前記ステップEnの次に、前記インクリメントステップを実施するステップFnと を含み、 前記ステップAnは、前記インクリメントステップに続き、 前記ステップBnにおいて、θ=θgoal(t)が、目的とする精度で満たされていない場合、前記ステップBnに続いて前記ステップDnを実施し、 前記ステップBnにおいて、θ=θgoal(t)が、目的とする精度で満たされている場合、前記ステップBnに続いて前記ステップCnを実施して終了し、 gn+1(t)は、前記光偏向器に印加する電圧が上昇する際はgrise,n+1(t)に等しく、前記光偏向器に印加する電圧が下降する際はgfall,n+1(t)に等しく、 前記光偏向器に印加する電圧が上昇する際の偏向角の電圧依存性と、前記光偏向器に印加する電圧が下降する際の偏向角の電圧依存性とは異なる ことを特徴とする光偏向器の制御方法。
IPC (1件):
G02F 1/29
FI (1件):
G02F1/29
Fターム (13件):
2K102AA21 ,  2K102BA07 ,  2K102BC04 ,  2K102BD01 ,  2K102CA00 ,  2K102DA01 ,  2K102DD05 ,  2K102EA02 ,  2K102EA16 ,  2K102EA21 ,  2K102EA25 ,  2K102EB23 ,  2K102EB25
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • KTN結晶を用いたスキャナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-159680   出願人:日本電信電話株式会社, エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
  • 特開平4-229835
  • 特開昭63-175833
全件表示

前のページに戻る