特許
J-GLOBAL ID:202003004898230561

圧縮着火式エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  佐藤 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-240608
公開番号(公開出願番号):特開2020-101136
出願日: 2018年12月25日
公開日(公表日): 2020年07月02日
要約:
【課題】燃焼環境要因の変動が生じたときに、プレ噴射の態様を主導的に補正することで燃焼騒音を抑制する。【解決手段】第1ピークHApおよび第2ピークHBpを含む熱発生特性が得られるようにプレ噴射P1およびメイン噴射P3を実行するとともに、第1ピークHApと第2ピークHBpとの間隔Zを、プレ噴射P1およびメイン噴射P3の各燃料の燃焼により生じる圧力波が互いに打ち消し合うような間隔に設定する。吸気温度の上昇が検出された場合には、エンジン負荷および回転数が同一の条件下で吸気温度の上昇が検出されなかった場合に比べて、プレ噴射P1の噴射量を減少させかつプレ噴射P1の噴射時期を遅角させる。【選択図】図19
請求項(抜粋):
インジェクタから燃焼室に噴射された燃料を圧縮着火により燃焼させる圧縮着火式エンジンの制御装置であって、 前記燃焼室に供給される吸気の温度である吸気温度を取得する吸気温度取得部と、 前記インジェクタによる燃料の噴射量および噴射時期を制御する燃料噴射制御部とを備え、 前記燃料噴射制御部は、圧縮上死点よりも進角側で燃料を噴射するプレ噴射と当該プレ噴射により噴射された燃料の燃焼中に燃料を噴射するメイン噴射とを前記インジェクタに実行させるとともに、前記プレ噴射により噴射された燃料の燃焼に起因した熱発生率の第1ピークと前記メイン噴射により噴射された燃料の燃焼に起因した熱発生率の第2ピークとの間隔が、前記プレ噴射およびメイン噴射の各燃料の燃焼により生じる圧力波が互いに打ち消し合う間隔となるように、前記プレ噴射およびメイン噴射の噴射時期を設定し、 前記吸気温度取得部により前記吸気温度の上昇が検出された場合に、前記燃料噴射制御部は、エンジン負荷および回転数が同一の条件下で前記吸気温度の上昇が検出されなかった場合に比べて、前記プレ噴射の噴射量が減少しかつ当該プレ噴射の噴射時期が遅角するように前記インジェクタを制御する、ことを特徴とする圧縮着火式エンジンの制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/04 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/38 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00
FI (9件):
F02D41/04 385N ,  F02D41/02 380Z ,  F02D41/02 385 ,  F02D41/04 380Z ,  F02D41/04 385J ,  F02D41/38 B ,  F02D41/40 C ,  F02D45/00 360F ,  F02D45/00 368S
Fターム (25件):
3G301HA02 ,  3G301JA37 ,  3G301LB11 ,  3G301MA11 ,  3G301MA19 ,  3G301MA26 ,  3G301MA27 ,  3G301NA08 ,  3G301NE06 ,  3G301NE12 ,  3G301PA10Z ,  3G301PB03 ,  3G301PB05 ,  3G301PC06 ,  3G384AA03 ,  3G384BA13 ,  3G384BA18 ,  3G384DA56 ,  3G384EB02 ,  3G384EB04 ,  3G384ED07 ,  3G384FA14 ,  3G384FA16 ,  3G384FA29 ,  3G384FA86
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る