特許
J-GLOBAL ID:202003004916046927
抵抗スポット溶接方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 三橋 真二
, 福地 律生
, 齋藤 学
, 奥野 剛規
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-134149
公開番号(公開出願番号):特開2020-011253
出願日: 2018年07月17日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】本発明は、少なくともコロナボンド直外部に生じる割れを抑制し、優れた強度の溶接部材を得ることができる、抵抗スポット溶接方法を提供するものである。【解決手段】本発明の複数枚の金属板を厚さ方向に積み重ねて接合する抵抗スポット溶接方法であって、前記複数枚の金属板が、少なくとも一方の表面に金属めっき層を有するめっき金属板を含むものであり、前記複数枚の金属板を前記厚さ方向に積み重ねて板組(3)を形成する板組形成工程と、前記板組(3)を一対の第1電極(1)、(1’)で前記厚さ方向に挟み、特定の条件下で通電することにより、前記金属めっき層のめっき金属を合金化する予備通電工程と、前記予備通電工程の後に、前記板組(3)を一対の第2電極(2)、(2’)で前記厚さ方向に挟んで通電することにより、前記複数枚の金属板を接合する本通電工程と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数枚の金属板を厚さ方向に積み重ねて接合する抵抗スポット溶接方法であって、
前記複数枚の金属板が、少なくとも一方の表面に金属めっき層を有するめっき金属板を含むものであり、
前記複数枚の金属板を前記厚さ方向に積み重ねて板組を形成する板組形成工程と、
前記板組を一対の第1電極で前記厚さ方向に挟み、以下の関係式(1)〜(3)を満たす条件で通電することにより、前記金属めっき層のめっき金属を合金化する予備通電工程と、
前記予備通電工程の後に、前記板組を一対の第2電極で前記厚さ方向に挟んで通電することにより、前記複数枚の金属板を接合する本通電工程と、を有する、
前記抵抗スポット溶接方法。
1.2×d2<d1<3.0×d2 ・・・(1)
[式(1)中、d1は、前記一対の第1電極の各々の先端径(mm)を表わし、d2は、前記一対の第1電極に対応する前記一対の第2電極の各々の先端径(mm)を表わす。]
2≦I1<1.5×I2 ・・・(2)
[式(2)中、I1は、前記予備通電工程における通電時の電流値(kA)を表わし、I2は、前記本通電工程における通電時の電流値(kA)を表わす。]
0.2×H/2≦Tw1 ・・・(3)
[式(3)中、Tw1は、前記予備通電工程における通電時間(秒)を表わし、Hは、前記複数枚の金属板の総板厚(mm)を表わす。]
IPC (2件):
FI (2件):
B23K11/11 540
, B23K11/16 311
Fターム (1件):
引用特許:
前のページに戻る