特許
J-GLOBAL ID:202003004994146300

幹細胞由来ミエロイド細胞、その生成および使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山尾 憲人 ,  冨田 憲史 ,  稲井 史生 ,  笹倉 真奈美
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-560351
公開番号(公開出願番号):特表2020-518263
出願日: 2018年05月04日
公開日(公表日): 2020年06月25日
要約:
本発明は、幹細胞由来造血細胞、特にミエロイド細胞、好ましくはマクロファージ、それらの生成および使用に関する。特に、本発明は、造血細胞、好ましくはミエロイド細胞を産生する方法であって、例えば、誘導多能性幹細胞(iPSC)などの多能性幹細胞から誘導可能である胚様体を、懸濁培養下で培養して、ミエロイド細胞形成複合体を産生し、これを懸濁培養下で更に培養して、マクロファージなどのミエロイド細胞を産生することを含む、方法に関する。これにより、例えば、産業適合性のある撹拌タンクバイオリアクターにおける、スケーラブルかつ連続的な産生が可能になる。マクロファージ、例えば、本方法を用いて産生された独特の特徴を有するマクロファージは、患者の処置のための、例えば、細菌感染などの感染の処置のための医薬組成物において使用され得る。本発明は、感染、例えば細菌感染、または創傷治癒のための患者の処置において使用するための、低減されたサイズを有し得るマクロファージなどのミエロイド細胞を含む、噴霧に好適な適用システムを更に提供する。
請求項(抜粋):
ミエロイド細胞を産生する方法であって、 a)IL-3と、適宜、少なくとも1種の更なるサイトカインとの存在下で、ミエロイド細胞形成複合体を産生するのに十分な期間にわたり、胚様体を懸濁培養下で培養する工程と、 b)IL-3と、適宜、少なくとも1種の更なるサイトカインとの存在下で、ミエロイド細胞を産生するのに十分な期間にわたり、前記ミエロイド細胞形成複合体を懸濁培養下で培養する工程と、 c)前記ミエロイド細胞を単離する工程と を含む、方法。
IPC (10件):
C12N 5/078 ,  A61K 35/12 ,  A61K 9/12 ,  A61P 31/12 ,  A61P 31/04 ,  A61P 17/02 ,  A61P 43/00 ,  A61K 45/00 ,  A61L 27/38 ,  A61L 27/40
FI (10件):
C12N5/078 ,  A61K35/12 ,  A61K9/12 ,  A61P31/12 ,  A61P31/04 ,  A61P17/02 ,  A61P43/00 121 ,  A61K45/00 ,  A61L27/38 ,  A61L27/40
Fターム (37件):
4B065AA93X ,  4B065AA94X ,  4B065AC20 ,  4B065BB19 ,  4B065CA44 ,  4C076AA24 ,  4C076BB27 ,  4C076BB31 ,  4C076CC18 ,  4C076CC32 ,  4C076CC35 ,  4C076FF70 ,  4C081AB11 ,  4C081CD34 ,  4C081DC03 ,  4C084AA19 ,  4C084MA13 ,  4C084MA56 ,  4C084MA63 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA89 ,  4C084ZB33 ,  4C084ZB35 ,  4C084ZC75 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB43 ,  4C087BB64 ,  4C087CA16 ,  4C087MA13 ,  4C087MA56 ,  4C087MA63 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA89 ,  4C087ZB33 ,  4C087ZB35 ,  4C087ZC75
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
  • Stem Cell Reports, 20150210, Vol.4, No.2, pp.282-296
  • Stem Cell Reports, 20150210, Vol.4, No.2, pp.282-296
  • Stem Cell Reports, 20150210, Vol.4, No.2, pp.282-296
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