特許
J-GLOBAL ID:202003005225593480

非破壊検出方法及び非破壊検出装置並びに非破壊検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 守 ,  高橋 英樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018007807
公開番号(公開出願番号):WO2018-168499
出願日: 2018年03月01日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
異物が混入していない被検出対象を、高周波信号伝送時の伝送線路(11)の周囲の空間に発生している電磁界に透過させた時に得られる高周波信号のSパラメータの実部と虚部の二次元座標における各変化量の比の分布状態を示す直線の勾配を予め比較の基準として用意する。解析装置(13)は比較の基準と異物の混入が不明な被検出対象(20)に対し同様にして得られた高周波信号のSパラメータの実部と虚部の二次元座標における直線の勾配とを比較し、異なるときその被検出対象(20)には異物が含まれていると検出する。
請求項(抜粋):
伝送線路に高周波信号を伝送させて、前記伝送線路の外部の少なくとも被検出対象がある位置に電磁界を発生させる信号伝送ステップと、 前記伝送線路を伝送した前記高周波信号を測定し、最初の測定値を基準値とする基準値測定ステップと、 前記伝送線路を伝送した前記高周波信号を測定し、2回目以降の測定値を得る測定ステップと、 前記基準値と前記2回目以降の測定値との差に基づき、所定の二次元座標における直線の勾配を計算する勾配計算ステップと、 予め異物が存在しないことが確認されている既知の被検出対象の位置に、前記伝送線路に前記高周波信号を伝送させて前記伝送線路の電磁界を発生させ、そのときの伝送線路からの高周波信号の測定値に基づいて事前に計算しておいた前記所定の二次元座標における直線の勾配を基準勾配とし、その基準勾配と前記勾配計算ステップで計算した勾配とを比較し、前記計算した勾配が前記基準勾配と異なるとき、前記被検出対象に異物混入ありの検出判定をする判定ステップと、 を含むことを特徴とする非破壊検出方法。
IPC (1件):
G01N 22/00
FI (7件):
G01N22/00 S ,  G01N22/00 L ,  G01N22/00 W ,  G01N22/00 X ,  G01N22/00 P ,  G01N22/00 N ,  G01N22/00 B

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