特許
J-GLOBAL ID:202003005405979638

居住者の不在期間の確定方法、装置、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-131315
公開番号(公開出願番号):特開2020-201268
出願日: 2020年08月02日
公開日(公表日): 2020年12月17日
要約:
【課題】関連する情報やデータを必要とすることなく、対象住宅や対象住戸のガス総消費量の計測データに基づいて家庭におけるガス消費量を用途別に良好な精度で分解する方法を提供する。【解決手段】ガス配管の主幹における計測によって所定の時間間隔の計測時刻と、計測時刻毎に出力される値であって所定の流量毎に1カウントとして計数する流量カウント数との組み合わせデータとして取得されるガス総消費量の計測データからガス器具が使用されている時間帯の組み合わせデータが連続動作区間のデータとして抽出され、連続動作区間のデータにおける計測時刻の時系列順に付与される計測時刻毎の流量カウント数と流量とを掛け合わせた値が算出され、計測時刻毎の値が用いられて計測時刻毎の主幹におけるガスの流速が算定された上で、ガス総消費量の用途が給湯分、暖房分、及び厨房分に分解されるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス配管の主幹における計測によって所定の時間間隔の計測時刻と当該計測時刻毎に出力される値であって所定の流量毎に1カウントとして計数する流量カウント数との組み合わせデータとして取得されたガス総消費量の計測データから、前記主幹から枝分かれした屋内配管に接続されているガス器具が使用されている時間帯の前記組み合わせデータが連続動作区間のデータとして抽出され、前記連続動作区間における前記計測時刻毎の前記流量カウント数の累積値と前記所定の流量とを掛け合わせた値を下限とすると共に前記掛け合わせた値に前記所定の流量を加えた値を上限とする領域内に存在し且つ前記連続動作区間の始点から終点へと至る総長が最短であり尚且つ各前記計測時刻において計測された前記ガス総消費量の総和と推定される各前記計測時刻のガス総消費量の総和とが一致する折れ線が推定され、当該折れ線における各前記計測時刻間の直線の傾きとして前記主幹におけるガスの流速が算定された上で、前記連続動作区間のデータが冬季であるか否か判断される処理と、前記ガスの流速が所定の範囲である状態が所定の時間に亙って継続しているか否かに基づいて暖房連続動作区間が特定される処理と、前記連続動作区間のデータにおいて特定された全ての前記暖房連続動作区間の中での前記ガスの流速の最小値が暖房ベース流速として設定される処理と、前記暖房ベース流速と給湯最小流速との和と前記ガスの流速との大きさが比較される処理と、前記給湯最小流速と前記ガスの流速との大きさが比較される処理と、厨房最小流速と間欠暖房最大流速とのうちの少なくとも一方と前記ガスの流速との大きさが比較される処理とが実行されることにより、前記ガス総消費量の用途が給湯分,暖房分,及び厨房分に分類されることを特徴とするガス消費量の用途分解方法。
IPC (3件):
G01F 3/22 ,  G06Q 50/06 ,  G01R 22/10
FI (3件):
G01F3/22 Z ,  G06Q50/06 ,  G01R22/10
Fターム (4件):
2F030CB10 ,  2F030CC13 ,  2F030CE03 ,  5L049CC06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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