特許
J-GLOBAL ID:202003005518428077
ワクチンウイルス
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-186306
公開番号(公開出願番号):特開2020-055763
出願日: 2018年10月01日
公開日(公表日): 2020年04月09日
要約:
【課題】有効性と安全性を両立させた鳥居株のワクチンウイルスを提供する。【解決手段】鳥居株のワクチンウイルスから無菌性髄膜炎ヴァリアントの量を減少させたワクチンウイルスであって、無菌性髄膜炎ヴァリアントは、参照配列である鳥居株ワクチンウイルスの配列(配列番号1)において、c.182A>G、c.1064A>G、c.6143A>C、c.6668C>A及びc.12704G>Aの全ての変異を有し、且つ、c.182A>Gの塩基置換はIからVへの変異を伴い、c.1064A>Gの塩基置換はRからGへの変異を伴い、c.6143A>Cの塩基置換はDからAへの変異を伴い、c.6668C>Aの塩基置換はPからTへの変異を伴い、c.12704G>Aの塩基置換はEからKへの変異を伴う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鳥居株のワクチンウイルスから、無菌性髄膜炎を引き起こす無菌性髄膜炎ヴァリアントの量を減少させて中枢神経病原性を減弱した鳥居株のワクチンウイルスであって、
前記無菌性髄膜炎ヴァリアントは、参照配列である鳥居株流行性耳下腺炎ワクチンウイルスの配列(配列番号1)において、
c.16G>A(配列番号1における16位のグアニンからアデニンへの変異)、
c.182A>G(配列番号1における182位のアデニンからグアニンへの変異)、
c.1064A>G(配列番号1における1064位のアデニンからグアニンへの変異)、
c.6143A>C(配列番号1における6143位のアデニンからシトシンへの変異)、
c.6668C>A(配列番号1における6668位のシトシンからアデニンへの変異)、
c.7795A>G(配列番号1における7795位のアデニンからグアニンへの変異)、
c.11554G>A(配列番号1における11554位のグアニンからアデニンへの変異)、及び、
c.12704G>A(配列番号1における12704位のグアニンからアデニンへの変異)の少なくとも何れか一つを有し、
ここで、
c.182A>Gの塩基置換はイソロイシンからバリンへの変異を伴い、
c.1064A>Gの塩基置換はアルギニンからグリシンへの変異を伴い、
c.6143A>Cの塩基置換はアスパラギン酸からアラニンへの変異を伴い、
c.6668C>Aの塩基置換はプロリンからトレオニンへの変異を伴い、
c.12704G>Aの塩基置換はグルタミン酸からリシンへの変異を伴う
ことを特徴とする、鳥居株のワクチンウイルス。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4C085AA03
, 4C085BA58
, 4C085CC08
, 4C085DD84
, 4C085DD90
, 4C085EE01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
臨床とウイルス (1981) vol.9, no.3, p.323-330
-
Vaccine (2006) vol.24, issue 49-50, p.7037-7045
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