特許
J-GLOBAL ID:202003005545733604

経口摂取品開発支援方法及び経口摂取品開発支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ドライト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-125594
公開番号(公開出願番号):特開2020-003433
出願日: 2018年06月29日
公開日(公表日): 2020年01月09日
要約:
【課題】所定の嚥下を実現し得る経口摂取品の開発を支援できる経口摂取品開発支援方法及び経口摂取品開発支援システムを提供する。【解決手段】経口摂取品開発支援システム1では、誤嚥の抑制を実現し得る状態パラメータを特定できるため、開発者に対して状態パラメータを基に誤嚥の抑制を実現し易い新しい経口摂取品を容易に開発させることができる。よって、経口摂取品開発支援システム1は、誤嚥の抑制を実現し易い経口摂取品の開発を支援できる。【選択図】図21
請求項(抜粋):
開発者による経口摂取品の開発を支援する経口摂取品開発支援方法において、 頭頸部器官からなる動的三次元頭頸部モデルを三次元画像により形成する頭頸部モデリングステップと、 解析対象とする前記経口摂取品の物性値を設定する経口摂取品物性設定ステップと、 前記経口摂取品を前記三次元画像内でモデル化した擬似経口摂取品を前記動的三次元頭頸部モデルで嚥下させたときの各前記頭頸部器官の運動と、前記擬似経口摂取品の嚥下時の挙動と、を数値流体解析技術に基づいて前記三次元画像でシミュレーション解析する運動解析ステップと、 前記運動解析ステップの解析結果を基に、所定の嚥下を実現する前記擬似経口摂取品の食塊量、粘度及びせん断速度を特定する物性特定ステップと、 前記物性特定ステップにより特定された前記擬似経口摂取品の前記粘度及び前記せん断速度を実現した試料を用意する試料準備ステップと、 供給部から傾斜面上に前記食塊量の前記試料を供給する供給ステップと、 前記供給部から前記傾斜面上へ供給された前記試料を供給センサにより検出する供給検出ステップと、 前記傾斜面上の所定の地点を流下又は滑落する前記試料を到達センサにより検出する到達検出ステップと、 前記供給センサ及び前記到達センサによる前記試料の検出タイミングをタイミング記録部により記録するタイミング記録ステップと、 前記傾斜面上を流下又は滑落する前記試料を前記傾斜面の上方から上面カメラで撮像して上面画像を取得する上面画像取得ステップと、 前記傾斜面上を流下又は滑落する前記試料を前記傾斜面の側方から側面カメラで撮像して側面画像を取得する側面画像取得ステップと、 前記タイミング記録部の出力、前記側面画像及び前記上面画像の少なくとも1つを使用して、前記傾斜面上を流下又は滑落する前記試料の状態を表す状態パラメータを算出する演算ステップと、 を備え、 前記所定の嚥下を実現する前記経口摂取品の特徴を、前記演算ステップで得られた前記状態パラメータにより示す、経口摂取品開発支援方法。
IPC (1件):
G01N 33/02
FI (1件):
G01N33/02

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