特許

J-GLOBAL ID：202003005601388834

車両用乗員保護装置

発明者： 山本 一人
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (3件)： 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-204183
公開番号（公開出願番号）：特開2020-069871
出願日： 2018年10月30日
公開日（公表日）： 2020年05月07日
要約：

【課題】シートバックが後傾状態である場合の乗員拘束性能を向上させる。【解決手段】車両用乗員保護装置10は、シートベルト14と、ショルダベルト部14Bの引き出しをロック又はロック解除するロック機構(電気ロック部)52と、シートバック42の車両後方側への傾斜角度を検出する傾斜センサ54と、シートバック42に設けられ、シートバック42と乗員24の上体24Bとの間に展開されるエアバッグ18と、車両の前面衝突の発生が不可避であると判断され、かつシートバック42の傾斜角度θが所定角度α以上の場合に、エアバッグ18を展開させて乗員24の上体24Bを起こし、エアバッグ18の展開開始時から所定時間経過時までロック機構52によるショルダベルト部14Bの引き出しのロックをさせず、所定時間経過後、ロック機構52によりショルダベルト部14Bの引き出しをロックさせる制御部20と、を有する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

シートに着座した乗員を拘束するシートベルトと、 前記シートベルトのうち、前記乗員の上体に対応したショルダベルト部の引き出しをロック又はロック解除する電気ロック部と、 前記シートのシートバックの車両上下方向に対する車両後方側への傾斜角度を検出する傾斜角度検出部と、 前記シートのシートバックに設けられ、ガスの供給を受けて前記シートバックと前記乗員の上体との間に展開し、前記上体を起こすエアバッグと、 衝突予知センサにより車両の前面衝突の発生が不可避であると判断され、かつ前記傾斜角度検出部で検出された前記傾斜角度が所定角度以上の場合に、前記エアバッグを前記乗員の上体と前記シートバックとの間に展開させて前記乗員の上体を起こし、前記エアバッグの展開開始時から所定時間経過時まで電気ロック部によるショルダベルト部の引き出しのロックをさせず、前記所定時間経過後、前記電気ロック部によりショルダベルト部の引き出しをロックさせる制御部と、 を有する車両用乗員保護装置。

IPC (4件)：

B60R 22/41 ,  B60R 21/015 ,  B60R 21/207 ,  B60R 21/013

FI (4件)：

B60R22/41 ,  B60R21/015 320 ,  B60R21/207 ,  B60R21/0134 310

Fターム (6件)：

3D018HB07 ,  3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA21 ,  3D054EE11

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 車両のシートベルト装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-274266   出願人：本田技研工業株式会社
• 乗員保護装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-150381   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 車両用乗員拘束装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2017-031940   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 乗員保護装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2016-234178   出願人：三菱自動車工業株式会社