特許
J-GLOBAL ID:202003005889890903

診断用途用の高多孔性ポリマー粒子の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-555799
公開番号(公開出願番号):特表2020-516893
出願日: 2018年04月12日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
本発明は、ポリマーマトリックス(P)、および少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を含む磁性粒子を調製する方法であって、ポリマーマトリックス(P)は、少なくとも1つの超架橋ポリマーを含み、方法は、(i)少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を用意するステップと、(ii)ポリマー前駆体分子を用意するステップと、(iii)少なくとも1つの磁性コア(M)の存在下で(ii)によるポリマー前駆体分子を重合させ、それによりポリマーマトリックス(P1)に埋め込まれた少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を含む粒子を形成するステップと、(iv)フリーデル-クラフツ反応を介して、(iii)で得られたポリマー粒子のポリマーマトリックス(P1)を超架橋させるステップであって、反応は80°C以下の温度で行われる、ステップと、を含み、それにより磁性粒子を得る、方法に関する。さらに、本発明は、前記方法により得られるまたは得ることができる粒子、およびこれらの粒子の使用に関する。別の態様では、本発明は、流体試料中の少なくとも1つの被験物質を決定する方法であって、は磁性粒子を、少なくとも1つの被験物質を含むまたは含むと疑われる流体試料と接触させるステップを含む、方法に関する。
請求項(抜粋):
ポリマーマトリックス(P)、および少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を含む磁性粒子を調製する方法であって、ポリマーマトリックス(P)は、少なくとも1つの超架橋ポリマーを含み、方法は、 (i)少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を用意するステップと、 (ii)ポリマー前駆体分子を用意するステップと、 (iii)少なくとも1つの磁性コア(M)の存在下で(ii)によるポリマー前駆体分子を重合させ、それによりポリマーマトリックス(P1)に埋め込まれた少なくとも1つの磁性コア(M)、好ましくは少なくとも2つの磁性コア(M)を含む粒子を形成するステップと、 (iv)フリーデル-クラフツ反応を介して、(iii)で得られたポリマー粒子のポリマーマトリックス(P1)を超架橋させるステップであって、反応は80°C以下の温度で行われる、ステップと、 を含み、それにより磁性粒子を得、磁性粒子は5〜40マイクロメートルの範囲の粒子径を有する、方法。
IPC (5件):
G01N 33/543 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/545 ,  C08F 2/44 ,  C08F 8/00
FI (9件):
G01N33/543 541A ,  G01N33/53 A ,  G01N33/53 H ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 S ,  G01N33/545 A ,  C08F2/44 A ,  C08F8/00
Fターム (31件):
4J011PA04 ,  4J011PA07 ,  4J011PA08 ,  4J011PA09 ,  4J011PA10 ,  4J011PB15 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02 ,  4J100AB07P ,  4J100AB16Q ,  4J100AG04P ,  4J100AJ02P ,  4J100AL03P ,  4J100BA03H ,  4J100BA16H ,  4J100BB01P ,  4J100CA04 ,  4J100CA23 ,  4J100EA13 ,  4J100FA02 ,  4J100FA19 ,  4J100HA53 ,  4J100HA61 ,  4J100HB29 ,  4J100HB39 ,  4J100HD16 ,  4J100HE12 ,  4J100HE14 ,  4J100HE41 ,  4J100JA25 ,  4J100JA53
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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