特許
J-GLOBAL ID:202003005917627385

エレベータの遠隔診断システムおよびエレベータの遠隔診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一 ,  伊藤 正和 ,  高松 俊雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-228048
特許番号:特許第6687711号
出願日: 2018年12月05日
要約:
【課題】 エレベータに対する遠隔診断運転をなるべく中断させずに効率よく実施するためのエレベータの遠隔診断システムおよびエレベータの遠隔診断方法を提供する。 【解決手段】 実施形態によればエレベータの遠隔診断システムは、エレベータ制御装置と移動手段とが無前接続されて構成される。移動手段は、エレベータ制御装置からドア診断運転実行開始通知を取得すると乗りかご内に移動し、ドア診断運転中にドア開閉動作のために乗りかごが着床した階で乗場に移動して当該乗場にエレベータの利用者がいるか否かを監視し、当該乗場にいる利用者を検知すると、当該エレベータは診断運転中であることを示す通知情報を出力する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 エレベータが設置された建物の各階で前記エレベータのドア開閉動作を行うことによりドア診断運転を行うエレベータ制御装置と、前記エレベータ制御装置に無線接続された移動手段とを備えたエレベータの遠隔診断システムにおいて、 前記エレベータ制御装置は、 前記ドア診断運転の実行開始タイミングが到来すると、前記移動手段が設置された階床に前記エレベータの乗りかごを着床させて戸開させた後、前記ドア診断運転を実行し、前記ドア診断運転が終了すると、所定階床に前記乗りかごを着床させて戸開させる診断運転実行部と、 前記診断運転実行部によりドア診断運転が開始されると、前記移動手段にドア診断運転実行開始通知を送信し、前記ドア診断運転中にドア開閉動作のために前記乗りかごがいずれかの階床に着床する都度、前記移動手段に利用者確認指示を送信し、前記乗りかごが着床した階床で実行したドア開閉動作が終了する都度、前記移動手段に乗り込み指示を送信し、前記ドア診断運転が終了すると、前記移動手段にドア診断運転終了通知を送信する移動手段通信部とを有し、 前記移動手段は、 前記エレベータ制御装置から前記ドア診断運転実行開始通知を取得すると、着床した乗りかご内に移動し、前記利用者確認指示を取得すると、前記乗りかごが着床した階床の乗場に移動し、前記乗り込み指示を取得すると、着床している前記乗りかご内に移動し、前記ドア診断運転終了通知を取得すると、前記乗りかごが着床した階床の所定位置に移動する移動制御部と、 前記移動制御部で前記利用者確認指示が取得されたことにより、前記乗りかごが着床した階床の乗場に移動してから、前記乗り込み指示が取得されたことにより、前記乗りかご内に移動するまでの間、当該乗場にいる前記エレベータの利用者を検知する利用者検知部と、 前記利用者検知部で、当該乗場にいる利用者が検知されると、当該エレベータは診断運転中であることを示す通知情報を出力する出力制御部と を有することを特徴とするエレベータの遠隔診断システム。
IPC (2件):
B66B 5/00 ( 200 6.01) ,  B66B 3/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
B66B 5/00 G ,  B66B 3/00 Q ,  B66B 3/00 R
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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