特許
J-GLOBAL ID:202003006083906270

燃料噴射システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 強 ,  日野 京子 ,  松田 洋 ,  北 裕介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-199581
公開番号(公開出願番号):特開2020-067022
出願日: 2018年10月23日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
【課題】燃料を加熱するヒータを設けなくても、燃料のワックス化に起因する燃料フィルタの目詰まりを抑制することができる燃料噴射システムを提供する。【解決手段】燃料噴射システムにおいて、燃料噴射弁20は、制御室と燃料排出通路とを連通及び遮断することにより、ニードル弁31を移動させずに制御室の内部の燃料圧力を調整可能な圧力調整弁として第2開閉弁52を備える。また、燃料噴射システムは、燃料排出通路と、低圧燃料通路における燃料タンク61より下流側であって燃料フィルタ66の上流側とを接続する戻し配管65,65aが設けられており、ニードル弁31が閉弁位置にあるときに圧力調整弁により制御室と燃料排出通路とを連通することにより、ニードル弁31を閉弁位置から移動させずに、制御室内の燃料を戻し配管を通じて燃料フィルタ66に供給する供給制御部を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料タンク(61)と高圧ポンプ(62)とを接続する低圧燃料通路(63)に配置され燃料を濾過する燃料フィルタ(66)と、前記高圧ポンプから供給される燃料を高圧状態で蓄える蓄圧配管(11)と、前記蓄圧配管内の高圧燃料を内燃機関(70)の気筒内に直接噴射する燃料噴射弁(20)と、を備える燃料噴射システムであって、 前記燃料噴射弁は、 前記蓄圧配管からの前記高圧燃料が供給される制御室(36,46)と、 前記制御室の内部の燃料圧力に応じて開弁位置及び閉弁位置に移動することにより噴射孔(34)を開閉するニードル弁(31)と、 前記制御室内の燃料を前記燃料噴射弁の外部へ排出する燃料排出通路(58)と、 前記制御室と前記燃料排出通路とを連通及び遮断することにより、前記ニードル弁を移動させずに前記制御室の内部の燃料圧力を調整可能な圧力調整弁(52)と、 を備え、 前記燃料排出通路と、前記低圧燃料通路のうち前記燃料タンクより下流側であって前記燃料フィルタの上流側の部分とを接続する戻し配管(65,65a)が設けられており、 前記ニードル弁が前記閉弁位置にあるときに前記圧力調整弁により前記制御室と前記燃料排出通路とを連通することにより、前記ニードル弁を前記閉弁位置から移動させずに、前記制御室内の燃料を前記戻し配管を通じて前記燃料フィルタに供給する供給制御部を備える、燃料噴射システム。
IPC (4件):
F02M 53/00 ,  F02M 51/02 ,  F02M 61/20 ,  F02M 37/00
FI (4件):
F02M53/00 N ,  F02M51/02 F ,  F02M61/20 M ,  F02M37/00 P
Fターム (24件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC09 ,  3G066AD05 ,  3G066CA29 ,  3G066CA38 ,  3G066CB12 ,  3G066CB16 ,  3G066CB19 ,  3G066CC08U ,  3G066CC14 ,  3G066CC63 ,  3G066CC67 ,  3G066CD02 ,  3G066CD11 ,  3G066CD25 ,  3G066CD26 ,  3G066CE02 ,  3G066CE22 ,  3G066CE29 ,  3G066CE35 ,  3G066DB04 ,  3G066DC14 ,  3G066DC15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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