特許
J-GLOBAL ID:202003006527854581

養子細胞療法のための改良された細胞培養法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-150344
公開番号(公開出願番号):特開2018-183187
特許番号:特許第6691584号
出願日: 2018年08月09日
公開日(公表日): 2018年11月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ガス透過性の細胞培養・細胞回収器具内の、培地の体積に対する生育面上の細胞数の割合を高める方法であって、 生育面と生育面に対向する上部限界とを少なくとも一部の境界とする内部体積を有し、生育面が非多孔質で液体不浸透性かつガス透過性の材料からなり、周囲雰囲気のランダムな動きによりガス透過性材料の少なくとも一部分がその雰囲気ガスと接触するようになっているガス透過性の細胞培養・細胞回収器具と、 生育面から離れた位置に培地取り出し開口部を有する培地取り出し管と、 細胞取り出し開口部を有する細胞取り出し管とを備え、 器具を静置培養の向きに置いた際に、生育面が水平状態にあり、生育面の少なくとも一部分においては対向する上部限界の下にあり、細胞取り出し開口部と生育面との間の距離が培地取り出し開口部と生育面との間の距離よりも小さく、培地取り出し開口部が生育面と上部限界との間の最大距離の50%かまたはそれ以下の生育面からの高さにあり、細胞取り出し管が生育面と接しており、 最初の培地と細胞とが器具内にあり、多数の細胞が生育面上に存在し、 最初の培地体積に対する生育面上の細胞数の割合が最初の静置細胞培養表面の密度であり、 もっとも高い培地位置からもっとも低い培地位置までの距離が、最初の静置培地の高さであり、 培地取り出し開口部を経由して最初の培地の一部を取り出し、静置培地の高さを低くするステップを実行し、細胞回収培地とすることによって、培地の体積に対する生育面上の細胞数の割合を高めることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C12M 1/04 ( 200 6.01) ,  C12M 3/00 ( 200 6.01) ,  C12N 5/0783 ( 201 0.01)
FI (3件):
C12M 1/04 ,  C12M 3/00 A ,  C12N 5/078

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