特許
J-GLOBAL ID:202003006650159049

靴紐及び靴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉井 剛 ,  吉井 雅栄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-240250
公開番号(公開出願番号):特開2018-094011
特許番号:特許第6689182号
出願日: 2016年12月12日
公開日(公表日): 2018年06月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 靴本体部の足甲部を緊締するための靴紐であって、伸縮性素材の管状紐本体と、この管状紐本体内に挿通配設される非伸縮性素材の内部紐体とからなり、長手方向両側部の夫々に前記足甲部の左右に設けられている紐通し孔の孔径よりも大径に形成される伸縮性を有する大径こぶ部が間隔をおいて多数並設されてなる大径こぶ領域部が設けられ、この長手方向両側部の夫々に設けられた前記大径こぶ領域部の間に前記紐通し孔の孔径よりも小径に形成され、そのままの状態で前記紐通し孔を通過することができる伸縮性を有する小径こぶ部が間隔をおいて多数並設されてなる小径こぶ領域部が設けられており、前記大径こぶ部は、前記管状紐本体に形成される大径こぶ形成膨出形状部内に大径こぶ芯部を形成するように前記内部紐体が弛み状態で配設され、且つ前記大径こぶ形成膨出形状部の両端部と前記大径こぶ芯部の両端部とが固着されてなり、引っ張り操作により前記大径こぶ形成膨出形状部が伸長すると共にこの大径こぶ形成膨出形状部内に配設される弛み状態の前記内部紐体が張設状態になり、この内部紐体が張設状態になることでこの大径こぶ部の伸長が制限されるように構成され、前記小径こぶ部は、前記管状紐本体に形成される小径こぶ形成膨出形状部内に小径こぶ芯部を形成するように前記内部紐体が弛み状態で配設され、且つ前記小径こぶ形成膨出形状部の両端部と前記小径こぶ芯部の両端部とが固着されてなり、引っ張り操作により前記小径こぶ形成膨出形状部が伸長すると共にこの小径こぶ形成膨出形状部内に配設される弛み状態の前記内部紐体が張設状態になり、この内部紐体が張設状態になることでこの小径こぶ部の伸長が制限されるように構成され、前記大径こぶ部が、前記靴紐の長手方向に引っ張り操作されることで伸長小径化変形して前記紐通し孔を通過することが可能な形状となり、前記引っ張り操作が解除されると元の前記紐通し孔を通過することができない大径なこぶ形状に復元するように構成されていて、引っ張り操作により前記大径こぶ部を伸長小径化変形させながら前記靴本体部の前記紐通し孔に通過させて締め上げた後、前記引っ張り操作をやめて伸長小径化変形させた前記大径こぶ部を前記紐通し孔を通過することができない元の前記紐通し孔よりも大径なこぶ形状の大径こぶ部に復元させることで、この復元した大径こぶ部が前記紐通し孔3に係止して締め上げ状態が保持され、紐通し孔から引き出された先端部同士を結ばなくても前記靴本体部の緊締状態が保持されると共に、前記小径こぶ部は、紐通し孔を自在に通過移動して前記足甲部に対する緊締具合が自然調整されるように構成されていることを特徴とする靴紐。
IPC (1件):
A43C 1/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
A43C 1/02
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • こぶ部を有する紐
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-028561   出願人:株式会社ツインズ
  • 特許第5079926号
  • チューブ状ひも本体を備えた固定ひも
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-175729   出願人:株式会社ツインズ, 長田真和, ヤンリーミン, シェエジョンレン
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