特許
J-GLOBAL ID:202003006992574480

液冷ジャケットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-136211
公開番号(公開出願番号):特開2020-011270
出願日: 2018年07月19日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】材種の異なるアルミニウム合金を好適に接合することができる液冷ジャケットの製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】回転する回転ツールFの攪拌ピンF2のみを封止体3に挿入し、攪拌ピンF2の外周面を周壁段差部の段差側面12bにわずかに接触させた状態で、外周側面3cの内側に設定された設定移動ルートL1に沿って所定の深さで封止体3の廻りに一周させて第一突合せ部J1を摩擦攪拌する本接合工程と、を含み、本接合工程において、回転する攪拌ピンF2のみを設定移動ルートL1よりもさらに内側に設定した開始位置に挿入した後、回転ツールFの回転軸を設定移動ルートL1と重複する位置まで移動させつつ所定の深さとなるまで攪拌ピンF2を徐々に押入することを特徴とする。【選択図】図6
請求項(抜粋):
底部及び前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体とで構成され、前記ジャケット本体と前記封止体とを摩擦攪拌で接合する液冷ジャケットの製造方法であって、 前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金で形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金で形成されており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、 摩擦攪拌で用いる回転ツールの攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、 前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって立ち上がる段差側面と、を有する周壁段差部を形成すると準備工程と、 前記ジャケット本体に前記封止体を載置することにより前記周壁段差部の前記段差側面と前記封止体の外周側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記周壁段差部の段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、 回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体に挿入し、前記攪拌ピンの外周面を前記周壁段差部の前記段差側面にわずかに接触させた状態で、前記封止体の外周側面よりも内側に設定された設定移動ルートに沿って所定の深さで前記封止体の廻りに一周させて前記第一突合せ部を摩擦攪拌する本接合工程と、を含み、 前記本接合工程において、回転する前記攪拌ピンのみを前記設定移動ルートよりもさらに内側に設定した開始位置に挿入した後、前記回転ツールの回転軸を前記設定移動ルートと重複する位置まで移動させつつ前記所定の深さとなるまで前記攪拌ピンを徐々に押入することを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (3件):
B23K20/12 360 ,  B23K20/12 346 ,  B23K20/12 310
Fターム (7件):
4E167AA06 ,  4E167BG02 ,  4E167BG06 ,  4E167BG12 ,  4E167BG13 ,  4E167BG32 ,  4E167DB01

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