特許
J-GLOBAL ID:202003007060257521

カテキンの新規合成手法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 田中 伸一郎 ,  弟子丸 健 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-180048
公開番号(公開出願番号):特開2019-014731
特許番号:特許第6689935号
出願日: 2018年09月26日
公開日(公表日): 2019年01月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】(+)-カテキン又は(-)-カテキンから、エナンチオマー的に純粋若しくはエナンチオマー的に富化された若しくはラセミ混合物の(+)-エピカテキン及び/又は(-)-エピカテキンを合成するプロセスであって、 下記工程を含むプロセス: a. 炭酸カリウム又はNaHと、DMF又はアセトンから選択される溶媒との存在下で(+)-カテキン又は(-)-カテキンをベンジルブロミドで処理して、下記式14: の3’、4’、5及び7位にて保護された四保護カテキンを得る工程; b. 炭酸カリウム又はNaHと、DMF又はアセトンから選択される溶媒との存在下で式14の化合物の第3位のヒドロキシル基を、ベンジルブロミドでさらに保護して下記式14.2: の化合物を与える工程; c. 溶媒中、周囲温度〜還流温度の範囲の温度にてDDQの存在下で式14.2の化合物をヒドロキシル化して下記式15: の化合物を得る工程; d. 溶媒中、周囲温度〜還流温度の範囲の温度にてMsCl及び塩基の存在下で式15の化合物を脱水して下記式13: の化合物を得る工程; e. 水素雰囲気下、周囲温度〜60°Cの範囲の温度にて添加剤の有無にかかわらず、THF中で触媒を用いてワンポット水素化及び水素化分解によって式13の化合物を反応させて(+)-エピカテキン若しくは(-)-エピカテキン又はこれら2種の混合物を得る工程。
IPC (2件):
C07D 311/62 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
C07D 311/62 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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