特許
J-GLOBAL ID:202003007237454306

距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人白坂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-246207
公開番号(公開出願番号):特開2020-106432
出願日: 2018年12月27日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】目標物までの距離測定に好適なモードがいずれであるかを適切に判別することができ、ひいては該モードの適正化により、近距離及び遠距離のいずれの目標物についても満足のゆく距離測定結果を得られるようにする。【解決手段】距離測定装置は、連続変調されるマイクロ波送信波の周波数偏移幅と送信強度とが互いに相違する近距離測定モードと遠距離測定モードとを具備し、目標物までの距離測定をそれら近距離測定モードと遠距離測定モードとにより順次実施する。各モードで得られるビート波形信号を周波数スペクトラムに変換し、該周波数スペクトラムから近距離測定モード強度ピークと遠距離測定モード強度ピークとを各々取得する。そして、近距離測定モード強度ピークと遠距離測定モード強度ピークとの間でピーク周波数位置及び受信強度レベルの少なくともいずれかを比較し、その比較結果に基づいて近距離測定モードと遠距離測定モードとのいずれが適正モードであるかを判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
予め定められた変調パターンにて周波数が連続変調される送信波形信号を生成する信号生成部と、前記送信波形信号の入力に基づき周波数が連続変調されるマイクロ波送信波を目標物に向けて送信する送信出力部とを備え、前記連続変調の周波数偏移幅が第一の帯域幅に設定され前記送信波の送信強度が第一の送信強度に設定される近距離測定モードと、前記周波数偏移幅が前記第一の帯域幅よりも狭い第二の帯域幅に設定され前記送信波の送信強度が第一の送信強度よりも高い第二の送信強度に設定される遠距離測定モードとが切り替え可能に設定される送信部と、 前記マイクロ波送信波の反射波を受信する受信部と、 前記送信波形信号と前記反射波の前記受信部による受信波形信号とを混合し、前記送信波形信号と前記受信波形信号との周波数差に基づくビート波形信号を出力する混合部と、前記ビート波形信号の周波数スペクトラムを生成する周波数スペクトラム生成部と、前記周波数スペクトラム上にて前記目標物の距離を特定するための強度ピークを取得する強度ピーク取得部とを有する信号処理部と、 前記送信部に対し前記近距離測定モードを設定して前記マイクロ波送信波を前記目標物に向け送信させることにより、前記信号処理部に近距離測定モード強度ピークを取得させる近距離測定モード測定処理と、前記送信部に対し前記遠距離測定モードを設定して前記マイクロ波送信波を前記目標物に向け送信させることにより、前記信号処理部に遠距離測定モード強度ピークを取得させる遠距離測定モード測定処理とを順次実行する測定制御部と、 前記近距離測定モード強度ピークと前記遠距離測定モード強度ピークとの間でピーク周波数位置及び受信強度レベルの少なくともいずれかを比較し、該比較結果に基づいて、前記近距離測定モードと前記遠距離測定モードのいずれが前記目標物までの距離測定に適した適正モードであるかを判定する適正モード判定部と、 前記適正モードにて生成された前記周波数スペクトラム上の前記強度ピークの周波数位置に基づき前記目標物までの距離情報を生成する距離情報生成部と、 生成された前記距離情報を出力する距離情報出力部と、 を備えたことを特徴する距離測定装置。
IPC (1件):
G01S 13/34
FI (1件):
G01S13/34
Fターム (14件):
5J070AB18 ,  5J070AB19 ,  5J070AB21 ,  5J070AB24 ,  5J070AC02 ,  5J070AD02 ,  5J070AE09 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH40 ,  5J070AH45 ,  5J070AK01 ,  5J070AK22
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る