特許

J-GLOBAL ID：202003007423288823

無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法

発明者： 三次 仁 ,  市川 晴久 ,  川喜田 佑介 ,  江川 潔
出願人/特許権者： 学校法人慶應義塾 ,  学校法人幾徳学園 ,  株式会社共和電業
代理人 (1件)： TRY国際特許業務法人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2019-058880
公開番号（公開出願番号）：特開2020-161959
出願日： 2019年03月26日
公開日（公表日）： 2020年10月01日
要約：

【課題】 受信アンテナの数を減少しながらも2以上のバックスキャッター信号を高速に分離する、或いは、受信アンテナの数を増やさずにバックスキャッター信号のSN比を改善することを可能とする無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法を提供する。【解決手段】 無線通信装置は、2以上のタグ装置のそれぞれから送信される2以上のバックスキャッター信号を含む混合信号を受信する受信アンテナと、前記混合信号を複素平面上の複素データに変換する変換部と、前記複素データによって構成される所定長の複素データ列と近似するように、前記2以上のバックスキャッター信号の搬送波の位相角を少なくとも演算し、前記2以上のバックスキャッター信号の搬送波の位相角の組み合わせによって構成される写像行列を生成する演算部と、前記写像行列の逆行列及び前記複素データ列に基づいて、前記2以上のバックスキャッター信号を前記混合信号から分離する分離部と、を備える。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

2以上のタグ装置のそれぞれから送信される2以上のバックスキャッター信号を含む混合信号を受信する受信アンテナと、 前記混合信号を複素平面上の複素データに変換する変換部と、 前記複素データによって構成される所定長の複素データ列と近似するように、前記2以上のバックスキャッター信号の搬送波の位相角を少なくとも演算し、前記2以上のバックスキャッター信号の搬送波の位相角の組み合わせによって構成される写像行列を生成する演算部と、 前記写像行列の逆行列及び前記複素データ列に基づいて、前記2以上のバックスキャッター信号を前記混合信号から分離する分離部と、を備える無線通信装置。

IPC (1件)：

H04B 5/02

FI (1件)：

H04B5/02

Fターム (7件)：

5K012AB01 ,  5K012AC07 ,  5K012AC08 ,  5K012AC11 ,  5K012AD04 ,  5K012AE12 ,  5K012BA03