特許
J-GLOBAL ID:202003007802550039

給気弁と排気逆止弁を装置した往復動エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-201300
公開番号(公開出願番号):特開2020-060168
出願日: 2018年10月04日
公開日(公表日): 2020年04月16日
要約:
【課題】従来のエンジン頂部に排気弁を設置する方式では、排気弁の冷却が不足して過熱する。また、エンジンの下部から上部に燃焼ガスや給気を流すため、燃焼ガスや燃焼残渣物がシリンダー内部に残留し易く各種の問題を引き起こしている。【解決手段】排気弁方式を改め、給気弁9と、排気孔8aと、逆止弁を装置して、シリンダー1bの上部より下部に燃焼ガスや給気を流す。この給気(空気)により給気弁9自体を冷却し、同時に燃焼ガスを燃焼室付近から速やかに除去する。また、排気孔8aより燃焼ガス等をシリンダー外に排出し、これらの自然発火による予混合燃焼時の過早着火やノッキングの発生を回避する。また、従来の排気弁の温度が上昇するために使用していた高級な合金の使用を回避し、また、排気弁の整備間隔等の問題も併せて解決するエンジンの構造を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダー1bの上部に給気弁9と、シリンダー1bの下部に排気孔8aと、排気ダクト8に排気ガスの流量と圧力により自力で作動する逆止弁8dと、を設置し、燃料の燃焼のための空気と燃焼ガスの掃気のための空気(以下、これらを総称して給気という)を、エンジン行程に同期して、給気弁9よりシリンダー1b内に供給し、シリンダー1bの下部に設けた排気孔8aから、エンジン行程に同期して、燃焼ガスをシリンダー1bの外部に排出することを特徴とするエンジン。
IPC (7件):
F02B 25/20 ,  F01L 21/02 ,  F02D 9/04 ,  F02B 25/02 ,  F01L 1/38 ,  F01L 1/40 ,  F02B 75/18
FI (7件):
F02B25/20 B ,  F01L21/02 ,  F02D9/04 H ,  F02B25/02 ,  F01L1/38 ,  F01L1/40 ,  F02B75/18 L
Fターム (7件):
3G016AA03 ,  3G016AA04 ,  3G016AA17 ,  3G016CA12 ,  3G016CA43 ,  3G065AA02 ,  3G065AA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-149328
  • 特開昭59-158328
  • 特開平3-149328
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