特許
J-GLOBAL ID:202003008181407829

薬物担持可能なチタン製スクリューの調製方法と薬物担持チタン製スクリュー調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-544353
特許番号:特許第6710859号
出願日: 2016年12月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】薬物担持可能なチタン製スクリューの調製方法であって、前記薬物担持可能なチタン製スクリューがチタン製スクリュー本体と、チタン製スクリュー本体表面に設けられた薬物担持可能な細孔セラミックス層とを含み、前記薬物担持可能なチタン製スクリューの調製方法は、 加熱したアルカリ溶液で前記チタン製スクリュー本体の表面を処理し、繰り返し洗浄した後乾燥する前処理ステップ(1)と、 等重量のヒアルロン酸ナトリウム及びアルギン酸ナトリウムを計量し、真空高速ホモジナイザー内に入れ、順次に脱イオン水及び塩化カルシウム溶液を加え、強力撹拌下で真空均質化してからエタノールを加え、引き続き撹拌すると、ヒアルロン酸-アルギン酸ミクロスフェア沈殿物が生成され、無水エタノールで洗浄し、真空凍結乾燥を行い、そして無水エタノール溶液中に懸濁させるヒアルロン酸-アルギン酸ミクロスフェアの調製ステップ(2)と、 オルトチタン酸テトラブチルをとってエタノール中に溶かし、絶え間なく撹拌下で順次にアルギン酸ナトリウム溶液及びアセチルアセトンを加え、引き続き撹拌すると、均一かつ安定なチタンゾル液が生成され、室温下でエージングするチタンゾル液の調製ステップ(3)と、 前記ステップ(2)で得られたヒアルロン酸-アルギン酸ミクロスフェアのエタノール懸濁液とステップ(3)で得られたチタンゾル液を撹拌混合し、前記チタン製スクリュー本体表面にコーティングして乾燥すると、コーティングされたチタン製スクリューが得られ;そして前記コーティングされたチタン製スクリューを熱水中に入れて熱処理を行い、ヒアルロン酸及びアルギン酸が熱水中で溶解及び溶出するにつれて、前記コーティングされたチタン製スクリュー表面に細孔を有する二酸化チタン薄膜が形成されるコーティング及び造孔ステップ(4)と、 前記ステップ(4)で得られた二酸化チタン薄膜をコーティングしたチタン製スクリューを焼成炉によって焼成して細孔二酸化チタンセラミックス層を有するチタン製スクリューを形成し、水洗、乾燥させると、薬物担持可能なチタン製スクリューが得られる焼成ステップ(5)と、 を含むことを特徴とする薬物担持可能なチタン製スクリューの調製方法。
IPC (8件):
A61L 27/06 ( 200 6.01) ,  A61L 27/30 ( 200 6.01) ,  A61L 27/34 ( 200 6.01) ,  A61L 27/40 ( 200 6.01) ,  A61L 27/54 ( 200 6.01) ,  A61L 27/56 ( 200 6.01) ,  A61B 17/04 ( 200 6.01) ,  A61B 17/11 ( 200 6.01)
FI (8件):
A61L 27/06 ,  A61L 27/30 ,  A61L 27/34 ,  A61L 27/40 ,  A61L 27/54 ,  A61L 27/56 ,  A61B 17/04 ,  A61B 17/11
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 皮質壁を有する足場
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2015-531600   出願人:コルティカリス・アクスイェ・セルスカプ

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