特許
J-GLOBAL ID:202003008213272262

電圧測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 伸司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-195009
公開番号(公開出願番号):特開2020-063946
出願日: 2018年10月16日
公開日(公表日): 2020年04月23日
要約:
【課題】一対の測定端子間に接続される抵抗要素で構成される経路に含まれる分圧抵抗以外の抵抗の影響を考慮して起電力を測定する。【解決手段】測定端子2に交流電流IACを供給する交流電源部5と、交流電流IACの供給時に測定端子2,3間に発生する交流電圧VACの交流電圧値VAC1を測定する交流測定部7Aと、分圧抵抗21,22で構成されて分圧電圧Vdvを出力する分圧回路部8と、分圧電圧Vdvの直流成分の直流電圧値Vdv1を測定する直流測定部9と、処理部10とを備え、処理部10は、交流電圧値VAC1と交流電流IACの電流値とから測定端子2,3間の合成抵抗値を算出し、合成抵抗値および分圧抵抗21,22の各抵抗値R1,R2に基づき、測定端子2,3から電池61側を見たときの電池側抵抗値RBTを算出し、直流電圧値Vdv1、抵抗値R1,R2および電池側抵抗値RBTに基づき起電力Vxを算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の測定端子と、 前記一対の測定端子のうちの一方の測定端子に第1カップリングコンデンサを介して接続されて、当該一方の測定端子から当該一対の測定端子のうちの基準電位に接続された他方の測定端子に至る経路に交流電流を供給する交流電源部と、 前記一方の測定端子に第2カップリングコンデンサを介して接続されて、前記交流電流が供給された際に前記一対の測定端子間に発生する交流電圧の電圧値を交流電圧値として測定する交流測定部と、 直列接続された既知の抵抗値の第1分圧抵抗および第2分圧抵抗で構成されると共に前記一対の測定端子間に接続されて、前記第2分圧抵抗の両端間に発生する電圧を前記基準電位を基準として前記一方の測定端子に発生する電圧についての分圧電圧として出力する分圧回路部と、 前記分圧電圧に含まれる直流成分の電圧値を直流電圧値として測定する直流測定部と、 処理部とを備え、 前記処理部は、前記一対の測定端子間に電池が接続されている状態において、前記交流電圧値と前記交流電流の電流値とに基づいて前記一対の測定端子間に交流的および直流的に接続されているすべての抵抗要素の合成抵抗値を算出する第1算出処理と、 前記合成抵抗値、並びに前記第1分圧抵抗および第2分圧抵抗の前記既知の各抵抗値に基づいて、前記一対の測定端子から前記電池側を見たときの当該一対の測定端子間の抵抗値を電池側抵抗値として算出する第2算出処理と、 前記直流電圧値、前記第1分圧抵抗および第2分圧抵抗の前記既知の各抵抗値、並びに前記電池側抵抗値に基づいて、前記電池の起電力を算出する第3算出処理とを実行する電圧測定装置。
IPC (2件):
G01R 19/00 ,  G01R 31/36
FI (2件):
G01R19/00 B ,  G01R31/36 A
Fターム (18件):
2G035AA01 ,  2G035AB03 ,  2G035AC01 ,  2G035AD10 ,  2G035AD11 ,  2G035AD15 ,  2G035AD20 ,  2G035AD28 ,  2G035AD51 ,  2G035AD55 ,  2G035AD60 ,  2G216BA44 ,  2G216BA46 ,  2G216BA54 ,  2G216CB12 ,  2G216CB34 ,  2G216CB54 ,  2G216CD00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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