フロート式逆流防止弁

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-191831
公開番号（公開出願番号）：特開2020-060254
出願日： 2018年10月10日
公開日（公表日）： 2020年04月16日
要約：

【課題】逆流時において流体の振動や脈動等によるフロートへの影響を抑制することができ、さらに弁室内に侵入した異物を弁室の排出口から確実に排出することができるフロート式逆流防止弁の提供。【解決手段】フロート式逆流防止弁2のガイド筒20の側面29には多数の側面孔29aが形成されて、底部には、3枚の第一底板21、第二底板22及び第三底板23が位置している。そして、各底板には、それぞれ側面孔29aよりも大きな第一底板孔、第二底板孔及び第三底板孔が形成されており、ここから異物が排出水と共に排出される。また、第一底板孔、第二底板孔及び第三底板孔は、排出水の排出方向である矢印91方向に対して、互いに一致しないようにずれた個所に形成されている。これによって、海水の逆流経路に強制的に矢印93のような蛇行を生じさせ、海水の振動や脈動等が、ガイド筒20の底面方向からフロート10に与える影響を抑制する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

弁室に形成された流入口であって、流体が流入する流入口、弁室に形成された排出口であって、弁室に流入した流体を排出する排出口、弁室に浮動自在に位置するフロート体であって、排出口から弁室に流体が逆流することによって浮上し、流入口を閉塞するフロート体、弁室に位置し、側面貫通孔が形成された側面部、及び底面貫通孔が形成された底面部を有しており、内部でフロート体を支持するフロートガイドであって、流体の排出方向に沿って配置された複数の底面部を有するフロートガイド、を備えたフロート式逆流防止弁であって、底面部に形成された底面貫通孔は、側面部に形成された側面貫通孔より大きく、複数の底面部に各々、形成された底面貫通孔は、流体の排出方向に対して、少なくとも隣接する底面部の間で互いに一致しない個所に形成されている、ことを特徴とするフロート式逆流防止弁。

IPC (2件)：

F16K 31/18 , F16K 15/02

FI (2件)：

F16K31/18 C , F16K15/02

Fターム (13件)：

3H058AA04 , 3H058BB33 , 3H058BB34 , 3H058CC02 , 3H058EE02 , 3H068AA02 , 3H068BB23 , 3H068BB24 , 3H068DD02 , 3H068DD12 , 3H068DD17 , 3H068FF06 , 3H068GG01

引用特許：

出願人引用 (5件)

フロート式逆流防止弁
公報種別：公開公報出願番号：特願2015-000595 出願人：株式会社テイエルブイ
流量調整弁
公報種別：公開公報出願番号：特願2014-208450 出願人：株式会社テイエルブイ
特開平2-125183

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審査官引用 (5件)

フロート式逆流防止弁
公報種別：公開公報出願番号：特願2015-000595 出願人：株式会社テイエルブイ
流量調整弁
公報種別：公開公報出願番号：特願2014-208450 出願人：株式会社テイエルブイ
特開平2-125183

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