特許
J-GLOBAL ID:202003008480781443

押出樹脂板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 家入 健
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018016931
公開番号(公開出願番号):WO2018-199213
出願日: 2018年04月26日
公開日(公表日): 2018年11月01日
要約:
本発明は、液晶ディスプレイ等の保護板として好適な押出樹脂板の製造方法を提供する。ポリカーボネート含有層の少なくとも片面にメタクリル樹脂含有層が積層された積層体を溶融状態でTダイから共押出し、互いに隣接する3つ以上の冷却ロールを用いて冷却し、得られた押出樹脂板を引取りロールによって引き取る。第2番目の冷却ロールと第3番目の冷却ロールとの間に挟み込まれているときの積層体の全体温度(TX)をポリカーボネート含有層のガラス転移温度(Tg(PC))に対し+10°C以上とし、最後の冷却ロールから剥離する位置における積層体の全体温度(TT)をTg(PC)に対し-2°C〜+19°Cの範囲とする。引取りロールの周速度(V4)と第2番目の冷却ロールの周速度(V2)との周速度比(V4/V2)を0.98以上1.0未満とする。
請求項(抜粋):
ポリカーボネートを含有する層の少なくとも片面にメタクリル樹脂を含有する層が積層された押出樹脂板の製造方法であって、 前記ポリカーボネートを含有する層の少なくとも片面に前記メタクリル樹脂を含有する層が積層された熱可塑性樹脂積層体を溶融状態でTダイから共押出し、 互いに隣接する3つ以上の冷却ロールを用い、前記溶融状態の熱可塑性樹脂積層体を、第n番目(但し、n≧1)の冷却ロールと第n+1番目の冷却ロールとの間に挟み込み、第n+1番目の冷却ロールに巻き掛ける操作をn=1から複数回繰り返すことにより冷却し、 冷却後に得られた前記押出樹脂板を引取りロールによって引き取る工程(X)を含み、 第2番目の前記冷却ロールと第3番目の前記冷却ロールとの間に挟み込まれているときの前記熱可塑性樹脂積層体の全体温度(TX)を、前記ポリカーボネートを含有する層のガラス転移温度に対し+10°C以上とし、 最後の前記冷却ロールから剥離する位置における前記熱可塑性樹脂積層体の全体温度(TT)を、前記ポリカーボネートを含有する層のガラス転移温度に対し-2°C〜+19°Cの範囲とし、 前記引取りロールの周速度(V4)と第2番目の前記冷却ロールの周速度(V2)との周速度比(V4/V2)を0.98以上1.0未満とする、押出樹脂板の製造方法。
IPC (6件):
B29C 48/92 ,  B29C 48/21 ,  B29C 48/305 ,  B29C 48/88 ,  B32B 27/36 ,  B32B 27/30
FI (6件):
B29C48/92 ,  B29C48/21 ,  B29C48/305 ,  B29C48/88 ,  B32B27/36 102 ,  B32B27/30 A
Fターム (29件):
4F100AK24B ,  4F100AK25A ,  4F100AK25B ,  4F100BA02 ,  4F100BA03 ,  4F100EH20 ,  4F100GB41 ,  4F100JA05 ,  4F100JA05B ,  4F100JA06A ,  4F100JA06B ,  4F100JA07 ,  4F100JK08 ,  4F100JL04 ,  4F100YY00A ,  4F100YY00B ,  4F207AA21 ,  4F207AA28 ,  4F207AG01 ,  4F207AG03 ,  4F207AH33 ,  4F207AR06 ,  4F207AR09 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KB26 ,  4F207KK64 ,  4F207KL84 ,  4F207KM16

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