特許
J-GLOBAL ID:202003008532086218

歯科用硬化性組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 加藤 竜太 ,  岸武 弘樹 ,  中馬 典嗣
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018015734
公開番号(公開出願番号):WO2018-194031
出願日: 2018年04月16日
公開日(公表日): 2018年10月25日
要約:
重合性単量体(A)、平均一次粒子径が230nm〜290nmの範囲内にある球状フィラー(B)、平均一次粒子径が100nm〜500nmの範囲内にあり、球状フィラー(B)とは異なる平均一次粒子径を有する球状フィラー(C)、及び重合開始剤(D)を混合することを含む歯科用硬化性組成物の製造方法を提供する。球状フィラー(B)及び球状フィラー(C)を構成する個々の粒子の数のうち90%以上は平均一次粒子径の前後の5%の範囲に存在し、重合性単量体(A)、球状フィラー(B)、及び球状フィラー(C)は、次式:nP<nFB及び次式:nP<nFC(nPは、重合性単量体(A)を重合して得られる重合体の25°Cにおける屈折率、nFBは、球状フィラー(B)の25°Cにおける屈折率、nFCは、球状フィラー(C)の25°Cにおける屈折率を表す。)で示される条件を満足する。
請求項(抜粋):
重合性単量体(A)、平均一次粒子径が230nm〜290nmの範囲内にある球状フィラー(B)、平均一次粒子径が100nm〜500nmの範囲内にある球状フィラーであって、前記球状フィラー(B)とは異なる平均一次粒子径を有する球状フィラー(C)、及び重合開始剤(D)を混合することを含む歯科用硬化性組成物の製造方法であって、 前記球状フィラー(B)及び前記球状フィラー(C)を構成する個々の粒子の数のうち90%以上が平均一次粒子径の前後の5%の範囲に存在し、 前記重合性単量体(A)、前記球状フィラー(B)、及び前記球状フィラー(C)が、下記式(1)及び(2): nP<nFB (1) (式(1)中、nPは、前記重合性単量体(A)を重合して得られる重合体の25°Cにおける屈折率を表し、nFBは、前記球状フィラー(B)の25°Cにおける屈折率を表す。) nP<nFC (2) (式(2)中、nPは、前記重合性単量体(A)を重合して得られる重合体の25°Cにおける屈折率を表し、nFCは、前記球状フィラー(C)の25°Cにおける屈折率を表す。) で示される条件(X1)を満足する歯科用硬化性組成物の製造方法。
IPC (4件):
A61K 6/80 ,  A61K 6/84 ,  A61K 6/887 ,  A61C 5/30
FI (4件):
A61K6/02 ,  A61K6/04 ,  A61K6/083 500 ,  A61C5/30
Fターム (7件):
4C089AA06 ,  4C089BA06 ,  4C089BA13 ,  4C089BE02 ,  4C089CA02 ,  4C159DD08 ,  4C159SS04

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