特許
J-GLOBAL ID:202003008772243116

光学素子及びそれを有する光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-187232
公開番号(公開出願番号):特開2020-056902
出願日: 2018年10月02日
公開日(公表日): 2020年04月09日
要約:
【課題】 可視域において広入射角範囲において良好な反射防止性能を有する反射防止膜及びそれを有する光学素子を得ること。 【解決手段】 基準波長550nmにおける屈折率が1.48〜2.15の材料よりなる基板の光入射面又は光出射面の少なくとも一方の面に形成される9層構成よりなる反射防止膜であって、反射防止膜は前記基板側から空気側に向かって順に、第1層から第9層とし、屈折率を基準波長の屈折率、光学膜厚を光学膜厚=(基準波長の屈折率)×(厚さ)とし、第1層から第9層の屈折率と光学膜厚を適切に設定したこと。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基板と、該基板の上に設けられる反射防止膜とを有する光学素子であって、 前記反射防止膜は、前記基板の側から順に配置された第1層、第2層、第3層、第4層、第5層、第6層、第7層、第8層、及び第9層から構成され、 基準波長550nmの光に対して、前記基板の屈折率をnk、前記第1層から前記第9層の屈折率の夫々をn1乃至n9、前記第1層から前記第9層の光学膜厚の夫々をd1乃至d9、前記第1層から前記第8層のうち隣接する二つの層の屈折率差の最大値をΔnとするとき、 1.48≦nk≦2.15、 1.60≦n1≦1.70、 30nm≦d1≦250nm、 2.00≦n2≦2.40、 10nm≦d2≦70nm、 1.60≦n3≦1.70、 70nm≦d3≦200nm、 2.00≦n4≦2.40、 10nm≦d4≦100nm、 1.60≦n5≦1.70、 10nm≦d5≦100nm、 2.00≦n6≦2.40、 150nm≦d6≦250nm、 1.60≦n7≦1.70、 40nm≦d7≦110nm、 2.00≦n8≦2.40、 20nm≦d8≦50nm、 1.22≦n9≦1.28、 130nm≦d9≦170nm 0.40≦Δn≦0.67 なる条件式を満たすことを特徴とする光学素子。
IPC (1件):
G02B 1/111
FI (1件):
G02B1/111
Fターム (4件):
2K009AA09 ,  2K009CC03 ,  2K009CC09 ,  2K009DD02

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