特許
J-GLOBAL ID:202003008832726626

運搬車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人落合特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-187769
公開番号(公開出願番号):特開2020-055436
出願日: 2018年10月02日
公開日(公表日): 2020年04月09日
要約:
【課題】車体後部に軸支した揺動枠上に荷台の少なくとも前部を前後移動可能に係合し、起伏シリンダにより揺動枠を荷台と共に起立揺動可能とし、また荷台を、荷台後端が接地した最後退傾動位置と、伏倒状態の揺動枠上への最前進搭載位置との間で駆動できるようにした運搬車両において、積込動作の終了時点で荷台をより確実に前進限に位置させ、荷台後端が無用に張出すのを効果的に防止可能とする。【解決手段】荷台3が揺動枠2に対する前進限にある状態を検知可能な前進限センサS-LSを備え、油圧制御装置Cは、荷台3最後退傾動位置3Rから最前進搭載位置3Fまで駆動する積込過程で、前進限センサS-LSが前記状態を検知した後、所定の延長前進時間T4が経過するまではスライドシリンダCsへの前進用作動油の供給を継続し、該延長前進時間T4の経過後に前記供給を停止する。【選択図】図15
請求項(抜粋):
車体(F)後部に、前後方向に延びる揺動枠(2)の後端部を起伏揺動可能に軸支し、その揺動枠(2)上に荷台(3)の少なくとも前部を前後移動可能に係合し、前記揺動枠(2)と車体(F)間には、揺動枠(2)を荷台(3)と共に起伏揺動させる起伏シリンダ(Cc)を介装し、前記揺動枠(2)と荷台(3)間には、荷台(3)を揺動枠(2)に対し前後移動させるスライドシリンダ(Cs)を介装し、前記起伏シリンダ(Cc)及び前記スライドシリンダ(Cs)のうちの両方を作動させ或いは該スライドシリンダ(Cs)を単独作動させることで、荷台(3)を、地上の被搬送物(K)が荷台(3)に乗り込み可能な所定の最後退傾動位置(3R)と、伏倒状態の前記揺動枠(2)上に荷台(3)が略水平に搭載される最前進搭載位置(3F)との間で駆動できるようにした運搬車両において、 前記スライドシリンダ(Cs)に対する作動油圧の給排制御を行う油圧制御装置(C)と、荷台(3)が前記揺動枠(2)に対する前進限にある状態を検知可能な前進限センサ(S-LS)とを少なくとも備え、 前記油圧制御装置(C)は、荷台(3)を前記最後退傾動位置(3R)から前記最前進搭載位置(3F)まで駆動する積込過程で、前記前進限センサ(S-LS)が前記状態を検知した後、所定の延長前進時間(T4)が経過するまでは、荷台(3)を前進させるために前記スライドシリンダ(Cs)への作動油の供給を継続し、該延長前進時間(T4)の経過後に前記供給を停止することを特徴とする運搬車両。
IPC (3件):
B60P 1/16 ,  B60P 1/32 ,  B60P 3/07
FI (3件):
B60P1/16 B ,  B60P1/32 ,  B60P3/07 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 貨物自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-190463   出願人:新明和工業株式会社
  • 車両用荷役装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-155297   出願人:新明和工業株式会社
  • 荷受台昇降装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-211145   出願人:新明和工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 貨物自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-190463   出願人:新明和工業株式会社
  • 車両用荷役装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-155297   出願人:新明和工業株式会社
  • 荷受台昇降装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-211145   出願人:新明和工業株式会社
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