特許
J-GLOBAL ID:202003008934486190

レーザを用いてガラスを分断するための方法ならびに本発明により製造されたガラス製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-550770
特許番号:特許第6726206号
出願日: 2016年03月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 250μm未満の厚さを有している薄板ガラス(1)を分断するための方法において、 前記薄板ガラス(1)を、送り方向(103)に沿った分断線(3)を形成する経路に沿って、レーザビーム(8)によって漸進的に加熱し、加熱されたガラスの、周囲のガラスに対する、そのようにして生じた温度差によって、機械的な応力をガラスに形成し、亀裂(7)を前記機械的な応力に従って前記分断線(3)に沿って進展させ、前記亀裂(7)によって前記薄板ガラス(1)を切断し、 前記レーザビーム(8)を、ビーム成形光学系(6)を用いて、前記レーザビーム(8)のビームプロフィール(80)が長く延びる形状を有するように成形し、 前記レーザビーム(8)を、前記ビームプロフィール(80)の長手方向(81)が送り方向にあるように前記薄板ガラス(1)の表面に向け、 前記ビームプロフィールの前記長く延びる形状は、非対称的であり、薄板ガラス(1)が最初に通過する前端部(82)における強度の上昇は、前記前端部(82)とは反対側に位置する後端部(83)における強度の低下よりも急峻となるように、前記ビームプロフィール(80)の前記前端部(82)における強度経過と、前記後端部(83)における強度経過と、は異なっており、 前記ビームプロフィール(80)を通過する際に、前記薄板ガラス(1)の照射側の面と、該照射側の面とは反対側の面と、の間の最大温度差を、5mm未満の区間内で形成する、 方法。
IPC (3件):
C03B 33/09 ( 200 6.01) ,  B23K 26/08 ( 201 4.01) ,  B23K 26/356 ( 201 4.01)
FI (3件):
C03B 33/09 ,  B23K 26/08 D ,  B23K 26/356
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る