特許
J-GLOBAL ID:202003009750716823

固相抽出装置、固相抽出システム、及び固相抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田邉 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-156798
公開番号(公開出願番号):特開2020-030149
出願日: 2018年08月24日
公開日(公表日): 2020年02月27日
要約:
【課題】吸着剤を用いた固相抽出に関する技術において、アルコール溶液中に含まれる疎水性傾向を示す化合物を高効率にて吸着回収する技術を提供する。【解決手段】上部側に開口部を有する試料容器31、試料容器の容器内部に配置される吸着剤担体4、及び、試料容器の開口部への挿入嵌合が可能な栓構造を有する栓状部材2、を構成部材として備える。栓状部材は、気体吸引手段と接続するための気体流出用流路、並びに、栓状部材を前記試料容器の開口部に挿入嵌合させた際に試料容器内への気体流入用流路として機能する側溝及び/又は管状構造、を備える。側溝及び/又は管状構造は栓状部材の側面部分に沿って下部に達するように形成され、その少なくとも栓状部材の下部に達する部分が水平面に対して傾斜を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
試料容器、吸着剤担体、及び栓状部材、を構成部材として備える固相抽出を行うための装置であって、 (A)前記試料容器が、容器内部に液体を保持可能な容器状構造体であって、上部側に前記栓状部材を挿入嵌合可能な開口部を有する構造であり、 (B)前記吸着剤担体が、前記試料容器の容器内部に配置される又は配置された構成部材であり、 (C)前記栓状部材が、 (c-1)前記試料容器の開口部への挿入嵌合が可能な栓構造を有し、 (c-2)前記栓状部材の上部と下部とを連通して又は貫通して形成された管状構造を、気体吸引手段と接続するための気体流出用流路として備え、 (c-3)前記栓状部材の下部が下垂直方向を向くように配置した場合において、前記栓状部材の側面部分に沿って下部に達するように形成された側溝及び/又は管状構造を備え、 当該側溝及び/又は管状構造が、当該栓状部材を前記試料容器の開口部に挿入嵌合させた際に前記試料容器内への気体流入用流路として機能する構造であり、 当該側溝及び/又は管状構造のうちの少なくとも栓状部材の下部に達する部分が、水平面に対して傾斜を有するように形成された構造である、 ことを特徴とする、固相抽出装置。
IPC (4件):
G01N 1/10 ,  G01N 1/40 ,  G01N 30/00 ,  B01D 15/00
FI (4件):
G01N1/10 C ,  G01N1/40 ,  G01N30/00 E ,  B01D15/00 K
Fターム (19件):
2G052AA26 ,  2G052AB27 ,  2G052AD26 ,  2G052AD46 ,  2G052DA02 ,  2G052DA12 ,  2G052ED07 ,  2G052GA24 ,  2G052JA07 ,  4D017AA01 ,  4D017AA06 ,  4D017BA03 ,  4D017CA13 ,  4D017CB01 ,  4D017DA07 ,  4D017DB01 ,  4D017DB02 ,  4D017EA05 ,  4D017EB10

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