特許
J-GLOBAL ID:202003009768165484
ガラスパネルユニットの製造方法、建具の製造方法及びガス吸着ユニット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人北斗特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018023215
公開番号(公開出願番号):WO2019-003998
出願日: 2018年06月19日
公開日(公表日): 2019年01月03日
要約:
減圧密閉工程後において内部空間で発生したガスを効率良く吸着することを課題とする。ガス吸着ユニット(3)は、ゲッター(30)と、ゲッター(30)を封止するパッケージ(31)と、低融点部材(320)とを含む。低融点部材(320)をパッケージ(31)の融点よりも低い温度で加熱して溶融させることで、低融点部材(320)を含む接続体(32)をパッケージ(31)に接合する。溶融した低融点部材(320)を冷却して硬化させる。接続体(32)に接続されたパッケージ(31)に対して、パッケージ(31)と接続体(32)との熱膨張係数の差に起因する熱応力を生じさせて、パッケージ(31)を破断する。
請求項(抜粋):
ガラスパネルを含む第一基板と、ガラスパネルを含む第二基板とを枠状の封止材を介して対向させて配置し、前記第一基板と前記第二基板と前記封止材とで囲まれた内部空間を形成する配置工程と、
前記第一基板、前記第二基板及び前記封止材を含むガラス複合物を加熱して前記封止材を溶融し、この封止材により前記第一基板と前記第二基板とを気密に接合する接合工程と、
前記内部空間を減圧して封止する減圧密閉工程と、
溶融工程と、
硬化工程と、
開封工程とを備え、
前記配置工程では、ガス吸着ユニットを枠状の前記封止材の内側に配置し、
前記ガス吸着ユニットは、
活性化されたゲッターと、
前記ゲッターを封止するパッケージと、
前記パッケージよりも融点が低い低融点部材とを含み、
前記溶融工程では、前記低融点部材を前記パッケージの融点よりも低い温度で加熱して溶融させることで、前記低融点部材を含む接続体を前記パッケージに接合し、
前記硬化工程では、前記溶融工程で溶融した前記低融点部材を前記接合工程よりも後において冷却して硬化させ、
前記開封工程では、前記減圧密閉工程以後において、前記接続体に接続された前記パッケージに対して、このパッケージと前記接続体との熱膨張係数の差に起因する熱応力を生じさせ、この熱応力により前記パッケージを破断して、前記パッケージによる前記ゲッターの封止を解くガラスパネルユニットの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C03C27/06 101E
, E06B3/677
Fターム (16件):
2E016AA01
, 2E016BA01
, 2E016BA03
, 2E016CA01
, 2E016CB01
, 2E016CC02
, 2E016EA01
, 2E016GA00
, 2E016GA01
, 4G061AA13
, 4G061BA01
, 4G061CD23
, 4G061CD24
, 4G061DA24
, 4G061DA26
, 4G061DA30
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