特許
J-GLOBAL ID:202003009814986099

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人光陽国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018006109
公開番号(公開出願番号):WO2018-173600
出願日: 2018年02月21日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
本発明の課題は、外部量子効率が高く素子寿命が向上した有機エレクトロルミネッセンス素子を提供することである。 本発明の有機エレクトロルミネッセンス素子は、陰極及び陽極の間に、第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物、並びにリン光発光性金属錯体を含有する発光層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、前記第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物が、それぞれ単独使用の単膜の蛍光発光端のうち長波側にあるホスト化合物の蛍光発光端の波長と、両者を混合した単膜の蛍光発光端の波長の差が-3〜3nmの範囲内であり、かつ、前記第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物のLUMOのエネルギー準位及びHOMOのエネルギー準位が特定の関係を満たすことを特徴とする。
請求項(抜粋):
陰極及び陽極の間に、少なくとも、第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物、並びにリン光発光性金属錯体を含有する発光層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、 前記第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物が、下記特性(A)及び特性(B)を有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 (A)蛍光発光スペクトル上の特性: 前記第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物それぞれ単独及び両者の混合物の単膜の蛍光発光スペクトルにおける最大発光強度の発光帯の対比において、当該第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物それぞれの蛍光発光端のうち長波側にあるホスト化合物の蛍光発光端の波長と前記混合物の蛍光発光端の波長との差が-3〜3nmの範囲内である。 (B)分子軌道エネルギー準位上の特性: 前記第1ホスト化合物及び第2ホスト化合物の最高被占分子軌道(HOMO)及び最低空分子軌道(LUMO)のエネルギー準位を、それぞれ、HOMO1、LUMO1、HOMO2及びLUMO2としたとき、それぞれのエネルギー準位が下記式(1a)〜(1c)で表される関係を満たす。 式(1a):LUMO1>LUMO2 式(1b):HOMO1>HOMO2 式(1c):ΔG=(LUMO2-HOMO1)-{(LUMO1-HOMO1)及び(LUMO2-HOMO2)のうち最小値}<-0.1(eV)
IPC (1件):
H01L 51/50
FI (1件):
H05B33/14 B
Fターム (11件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107BB02 ,  3K107CC04 ,  3K107CC21 ,  3K107DD53 ,  3K107DD64 ,  3K107DD67 ,  3K107FF13 ,  3K107FF19 ,  3K107FF20

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