特許
J-GLOBAL ID:202003010107166997

ラチェットレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新居 広守
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-076364
公開番号(公開出願番号):特開2018-176418
特許番号:特許第6646096号
出願日: 2018年04月11日
公開日(公表日): 2018年11月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1の軸線に沿って延伸する棒状のグリップ及び該グリップの一端に形成され、且つ、ラチェット収容空間を囲むように形成されたヘッド部を有するグリップ手段と、 前記第1の軸線と略直交する第2の軸線を中心として、第1の回転方向及び該第1の回転方向の逆方向である第2の回転方向に回転可能であり、且つ少なくとも前記第2の軸線と略直交する第3の軸線に沿って前記グリップ手段に対して移動できるように前記ラチェット収容空間内に収容されているラチェット手段と、 切替手段と、を備えたラチェットレンチであって、 前記切替手段は、 前記ラチェット収容空間に向って開口する作動スロットと、 前記作動スロット内に収容されると共に前記ラチェット手段と係合し、前記作動スロット内において、前記ラチェット手段の前記第1の回転方向での回転を制限し、前記第2の回転方向での回転を許容する第1の制限位置と、前記ラチェット手段の前記第2の回転方向での回転を制限し、前記第1の回転方向での回転を許容する第2の制限位置との間で移動できる制限ユニットと、 前記第3の軸線に略一致する方向での付勢力を前記制限ユニットに与えて該制限ユニットを前記ラチェット手段側に押付けながら該制限ユニットを前記第1の制限位置または前記第2の制限位置に一時的に固定するように取り付けられた係止ユニットと、 を有し、 前記ヘッド部には、前記ラチェット収容空間を画成する内環面と、前記内環面に隣接して前記ラチェット収容空間に面する第1の当接壁及び第2の当接壁とが形成されると共に、該第1の当接壁及び第2の当接壁で前記作動スロットを画成し、 前記作動スロット内に収容される前記制限ユニットは、 前記ラチェット手段と係合する制限部と、 前記制限部の反対側において順番に並べられている第1の当接部と第2の係合部と切替中間部と第1の係合部と第2の当接部と、を有しており、 前記第1の制限位置は、前記制限ユニットが前記ラチェット手段と前記第1の当接壁との間に介在し、前記制限ユニットの前記第1の当接部が前記第1の当接壁に当接すると共に、前記係止ユニットが前記第1の係合部と係合する位置であり、 前記第2の制限位置は、前記制限ユニットが前記ラチェット手段と前記第2の当接壁との間に介在し、前記制限ユニットの前記第2の当接部が前記第2の当接壁に当接すると共に、前記係止ユニットが前記第2の係合部と係合する位置であり、 前記ヘッド部には、前記第1の当接壁と前記第2の当接壁との間に介在し、前記作動スロットに向かって開口する係止ユニット収容溝が形成されており、 前記係止ユニットは、伸縮可能で前記係止ユニット収容溝から前記作動スロットへ突出できるように前記係止ユニット収容溝内に配置されており、 前記ラチェット手段が前記グリップ手段に対し、前記第3の軸線に沿って前記作動スロット側へ相対移動すると、前記係止ユニットは圧縮されると共に前記制限ユニットとの係合が解除されて前記係止ユニットの前記制限ユニットに対する一時的な固定も解除されるようになり、この際における前記ラチェット手段の前記グリップ手段に対する前記第2の軸線を中心とする回転により、前記制限ユニットの前記第1の当接部と前記第1の当接壁との当接、もしくは前記第2の当接部と前記第2の当接壁との当接が解除されるので、前記第1の制限位置と前記第2の制限位置との間の移動が可能となる ことを特徴とするラチェットレンチ。
IPC (1件):
B25B 13/46 ( 200 6.01)
FI (1件):
B25B 13/46 E

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