特許
J-GLOBAL ID:202003010116348186

樹脂部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 稔也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-155437
公開番号(公開出願番号):特開2020-029907
出願日: 2018年08月22日
公開日(公表日): 2020年02月27日
要約:
【課題】雌ねじ部材の着脱を容易に行うことのできる樹脂部品を提供する。【解決手段】合成樹脂製の部品本体50の取付孔内面の係合凸部とインサートナット30外面の係合溝とが係合している。部品本体50の第1固定面50Aには案内凸部53Cが突設されるとともに嵌合凹部54が凹設される。インサートナット30は周囲方向に延びる片持ち構造の係合アーム38を有する。係合アーム38は、先端部38Bの部品本体50側の面に突設された嵌合凸部45を有する。部品本体50の案内凸部53Cと係合アーム38の嵌合凸部45とが周囲方向において並んでおり、係合アーム38の嵌合凸部45と部品本体50の嵌合凹部54とが雌ねじ31の締結方向において対向している。係合アーム38の押圧凸部46が、第1固定面50Aおよびインサートナット30の第2固定面30Aよりも突出している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
締結固定部材の固定用の雌ねじを有する雌ねじ部材が、合成樹脂材料によって形成された部品本体の取付孔に挿設された樹脂部品であって、 前記取付孔の内周面および前記雌ねじ部材の外周面の一方に凹設された同雌ねじ部材の周囲方向に延びる係合溝と他方に突設された係合凸部とが係合しており、 前記部品本体における前記締結固定部材が固定される側の第1固定面には案内凸部が突設されるとともに嵌合凹部が凹設され、 前記雌ねじ部材は、前記周囲方向に延びるとともに自由端が揺動する態様で弾性変形可能な片持ち構造の係合アームを有し、 前記係合アームは、前記自由端側の部分における前記部品本体側の面に突設された嵌合凸部を有し、 前記部品本体の前記案内凸部と前記係合アームの前記嵌合凸部とが前記周囲方向において並ぶ態様で設けられるとともに、前記係合アームの前記嵌合凸部と前記部品本体の前記嵌合凹部とが前記雌ねじの締結方向において対向しており、 前記係合アームの一部が、前記第1固定面および前記雌ねじ部材における前記締結固定部材が固定される側の第2固定面よりも突出している、樹脂部品。
IPC (2件):
F16B 37/04 ,  F16B 21/04
FI (2件):
F16B37/04 L ,  F16B21/04 H
Fターム (5件):
3J037AA01 ,  3J037BA02 ,  3J037BB01 ,  3J037BB02 ,  3J037CA14

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