特許
J-GLOBAL ID:202003010226527477
表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人なじま特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-074943
公開番号(公開出願番号):特開2017-186592
特許番号:特許第6733269号
出願日: 2016年04月04日
公開日(公表日): 2017年10月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 板厚が200mm超であって、鋼の成分が質量%で
C:0.10%以上、0.14%以下
Si:0.00%以上、0.40以下
Mn:0.90%以上、1.50%以下
Cu:0.00%以上、0.40%以下
Ni:0.20%以上、1.00%以下
Cr:1.00%以上、1.50%以下
Mo:0.60%以上、1.00%以下
V::0.000%以上、0.050%以下
Al:0.020%以上、0.085%以下、
N:0.0020%以上、0.0070%以下、
B:0.0005%以上、0.0020%以下
P:0.000%以上、0.010%以下、
S:0.000%以上、0.002%以下、
残Feおよび不可避的不純物からなり、
鋼の組織が焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトであって、残組織がフェライト及び不可避組織が合計で1%未満からなり、
下記式(1)(2)を満足し、板厚中心部に於ける-20°CでのC方向シャルピーの3点平均が20J以上であり、表層の硬度がHBで330以上、板厚中心部の硬度がHBで300以上、かつ表層と板厚中心の硬度差ΔHBが30以下であることを特徴とする、表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 ≧ 0.78 (1)
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) ≧2.0 (2)
ここでC、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vはそれぞれの質量%
IPC (3件):
C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/54 ( 200 6.01)
, C21D 8/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
C22C 38/00 301 A
, C22C 38/54
, C21D 8/02 B
引用特許: