特許
J-GLOBAL ID:202003010339414016

穴加工工具用カートリッジおよび穴加工工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 松沼 泰史 ,  寺本 光生 ,  細川 文広 ,  大浪 一徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-220326
公開番号(公開出願番号):特開2020-082272
出願日: 2018年11月26日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】加工穴の小径部と大径部との段差部に、内周側に向かうに従い大径部の開口部側に向かうテーパ面を異なる傾斜角で形成する場合に1つのカートリッジで対応出来るカートリッジを提供する。【解決手段】穴加工工具の工具本体に取り付けられる穴加工工具用カートリッジで、工具本体に取り付けられるカートリッジ本体1の先端外周部に切刃2Aが設けられ、カートリッジ本体1の切刃2Aよりも後端側にはスリット3が形成され、カートリッジ本体1にはスリット3を間にした2つのナット取付凹部4とスリット3を跨いでナット取付凹部4に連通する連通溝5が形成され、ナット取付凹部4には、ネジの向きとリードの少なくとも一方が異なる雌ネジ部6Aが形成されたナット部材6が挿入され、ナット部材6は連通溝5に回転可能に挿通されて雌ネジ部6Aに螺合する2つの雄ネジ部7Aが形成された調整部材7によって連結される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される穴加工工具の工具本体の外周部に着脱可能に取り付けられる穴加工工具用カートリッジであって、 上記工具本体に取り付けられるカートリッジ本体の先端外周部に切刃が設けられるとともに、上記カートリッジ本体の上記切刃よりも後端側には、上記カートリッジ本体の先端から後端に向かう方向に交差する方向に延びるスリットが形成され、 上記カートリッジ本体には、上記スリットを間にした2つのナット取付凹部と、上記スリットを跨いでこれらのナット取付凹部に連通する連通溝または連通孔とが形成されており、 上記2つのナット取付凹部は、上記スリット側同士と上記スリットとは反対側同士との少なくとも一方に壁部を有し、 これら2つの上記ナット取付凹部には、ネジの向きとリードとの少なくとも一方が互いに異なる雌ネジ部が形成されたナット部材が、上記雌ネジ部を上記連通溝または連通孔に連通させるとともに、上記壁部に当接可能とされてそれぞれ挿入されていて、 これらのナット部材は、上記連通溝または連通孔に回転可能に挿通されて上記雌ネジ部にそれぞれ螺合する2つの雄ネジ部が形成された調整部材によって連結されていることを特徴とする穴加工工具用カートリッジ。
IPC (2件):
B23B 29/034 ,  B23B 39/00
FI (2件):
B23B29/034 A ,  B23B39/00 B
Fターム (3件):
3C036BB08 ,  3C046LL01 ,  3C046PP02

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