特許
J-GLOBAL ID:202003010818384679

家具転倒防止免震金具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-231998
公開番号(公開出願番号):特開2020-092794
出願日: 2018年12月11日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
【課題】家具転倒防止金具の装着には、壁用金具の上面と下面の挿通孔に家具用金具を挿通して連結する方法がある。家具用金具の壁用金具の挿通孔に挿通した後に、家具用金具の先端部を屈折する際、屈折する部分に入れた切り込み部をペンチ等で屈折することは、金属性素材は強靱で屈折は技術的・物理的に困難である。また、屈折が不十分な場合、地震動により壁用金具と家具用金具が分離する可能性があるという問題もあった。【解決手段】板状金属性素材からなる壁用金具1を壁面内部の柱及び間柱Eにネジ7で固定し、壁用金具1が有する壁用金具第1の挿通孔5bに家具用金具先端拡張部11を挿通して、壁用金具1と家具用金具8を連結させて家具用金具先端拡張部11を壁用金具上面部5の上面に係止することで、簡単に壁用金具と家具用金具を連結することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
家具の転倒を防止する家具転倒防止免震金具において、 板状金属性素材からなり、壁に固定される壁用金具と、 板状金属性素材からなり、家具に装着される家具用金具と、を有し、 前記壁用金具は、 右側面視壁面に沿って上方に延設し、ネジで壁に固定する壁用金具下部取付けネジ孔を 有する壁面下部装着部と、 前記壁面下部装着部の上端部を家具側方向に略直角に屈折して設けた壁用金具下部 挿通孔を有する壁用金具下面部と、 前記壁用金具下面部の家具側端部を上方向に略直角に屈折して設けたドライバービ ットを挿通するドライバービット孔を有する壁用金具本体部と、 前記壁用金具本体部の上端部を壁側方向に略直角に屈折して設けた壁用金具上部挿 通孔を有する壁用金具上面部と、 前記壁用金具上面部の壁側端部を壁面に沿って下方向に略直角に屈折して設けられ、 ネジで壁に固定する壁用金具上部取付けネジ孔が形成された壁面上部装着部と、を 有し、 前記家具用金具は、 側面視略U字形の家具用金具本体部と、 前記家具用金具本体部の家具側端部を略直角に家具天板部に沿って延設し、 裏面に粘着性部材が付された家具取付け部と、 前記家具用金具本体部の壁側端部の横幅を拡張した家具用金具先端拡張部と、を有し、 前記壁用金具上部挿通孔は、 前記家具用金具先端拡張部が挿通できる第1の挿通孔と、 前記第1の挿通孔より横幅が狭く前記家具用金具先端拡張部が挿通できない第2の挿通 孔と、を有し、 前記家具用金具先端拡張部を、前記壁用金具下部挿通孔を介して、 前記第1の挿通孔に挿通し、前記壁面上部装着部と平面視略平行になる位置に配置 することによって、前記家具用金具が前記壁用金具上面部の上面に係止されることを特 徴とする家具転倒防止免震金具。
IPC (2件):
A47B 97/00 ,  F16F 15/073
FI (2件):
A47B97/00 C ,  F16F15/073
Fターム (5件):
3J048AA01 ,  3J048AB01 ,  3J048BC04 ,  3J048CB21 ,  3J048EA38

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