特許
J-GLOBAL ID:202003011088661660

膜性増殖性糸球体腎炎患者の処置のための抗C5抗体の投薬量および投与

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-519138
公開番号(公開出願番号):特表2020-536097
出願日: 2018年10月02日
公開日(公表日): 2020年12月10日
要約:
抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与することによる、膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)の臨床処置のための方法が提供される。患者に抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与するステップを含む、ヒト患者におけるMPGNを処置するための組成物および方法が、本明細書に提供される。一実施形態では、抗C5抗体またはその抗原結合性断片は、特定の臨床投薬計画に従って(すなわち、特定の投与量で、特異的な投与スケジュールに従って)投与される(または投与のためのものである)。
請求項(抜粋):
膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)を有する成人ヒト患者を処置する方法であって、前記方法が、それぞれ配列番号1、2および3に表記されるCDR1、CDR2およびCDR3重鎖配列、ならびにそれぞれ配列番号4、5および6に表記されるCDR1、CDR2およびCDR3軽鎖配列を含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片を前記患者に投与するステップを含み、 前記患者が、生検により証明されたMPGN、1.73m2当たり20ml/分を超えるクレアチニンクリアランス、および/または成人における3.5gを超える24時間タンパク尿を有することが決定されており、 前記方法が、(a)誘導相と、それに続く(b)維持相を含む投与サイクルを含み、 (a)前記誘導相が、4週間の期間を含み、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、1週間に1回900mgの用量で投与され、 (b)前記維持相の間、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、前記投与サイクルの第5の週に1200mgの用量で1回、続いてその後14±2日毎に1200mg投与される、方法。
IPC (4件):
A61K 39/395 ,  A61P 13/12 ,  A61K 9/08 ,  C07K 16/18
FI (4件):
A61K39/395 N ,  A61P13/12 ,  A61K9/08 ,  C07K16/18
Fターム (13件):
4C076AA11 ,  4C076BB13 ,  4C076CC17 ,  4C076FF11 ,  4C076FF68 ,  4C085AA14 ,  4C085EE01 ,  4C085GG02 ,  4H045AA11 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045EA22 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (6件)
  • Clin. J. Am. Soc. Nephrol.(2012) vol.7, issue 5, p.748-756
  • NCT02093533 Eculizumabin Primary MPGN (EAGLE), ClinicalTrials.gov, [online], 2017-05-29, [retrievedo
  • Pediatr. Nephrol. (2015) vol.30, issue6, p.1033-1037
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