特許
J-GLOBAL ID:202003011137912134

電気モータを動作させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-199095
公開番号(公開出願番号):特開2017-075943
特許番号:特許第6771353号
出願日: 2016年10月07日
公開日(公表日): 2017年04月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 特にレオメータのための駆動軸を振動的に回転させるために電気モータ(1)を動作させる方法であって、 a)前記電気モータ(1)は、前記電気モータ(1)の駆動エネルギを、前記電気モータ(1)の振動に抵抗する試料(2)に伝達する、 方法において、 b)ひずみ(w)又は試料トルク(M)に関して、所定の周期的な形状を有する実現すべき所期の時間分布(e(t))を予め定め、 c)前記ひずみ(w)又は前記試料トルク(M)の実際値(y)を、測定変数(y(t))として連続的に検出し、 d)前記電気モータ(1)に印加される電圧(UM)又は前記電気モータ(1)を流れる電流(IM)の形態の操作変数(u(t))を予め定めることによって、前記電気モータ(1)を動作させ、 e)少なくとも、前記所定の周期的な形状を有する所期の時間分布(e(t))の最大値と最小値との間の範囲内において、前記測定変数(y(t))と前記操作変数(u(t))とは、互いに関して非線形に挙動し、 f)前記所期の時間分布(e(t))に対して、必要に応じて時間的にオフセットされた複数の所定の周期的な基底関数(f1(t),f2(t),・・・)の加重和として近似関数(e’(t))を構築し、且つ、個々の前記基底関数(f1(t),f2(t),・・・)に対して使用される重みを、所期のパラメータベクトル(E)として構築し、 g)前記操作変数(u(t))を、操作パラメータベクトル(U)の操作パラメータによって重み付けされた前記複数の基底関数(f1(t),f2(t),・・・)の和として予め定め、この際にはまず初めに、所定の係数(x)によって乗算された前記所期のパラメータベクトル(E)を、前記操作パラメータベクトル(U)として予め定め、次いで、以下に記載のステップh)からk)、すなわち、 h)前記測定変数(y(t))を連続的にサンプリングして、所定の時間窓(W)内において最後に検出された前記測定変数(y(t))のサンプル値を使用するステップと、 i)前記時間窓(W)内の前記測定変数(y(t))の前記サンプル値に対して、前記基底関数(f1(t),f2(t),・・・)の加重和として近似関数(y’(t))を構築し、且つ、個々の前記基底関数(f1(t),f2(t),・・・)に対して使用される重みを、実際のパラメータベクトル(Y)として構築するステップと、 j)前記所期のパラメータベクトル(E)と前記実際のパラメータベクトル(Y)との差(D)を形成し、前記差(D)を、場合により別の所定の係数によって重み付けして、前記操作パラメータベクトル(U)から減算するステップと、 k)次に使用する操作変数(u(t))を、前記基底関数(f1(t),f2(t),・・・)の加重和として予め定め、新たに生成された前記操作パラメータベクトル(U)の値を、次のステップh)からj)における重みとして使用するステップと、 を調整過程に従って連続的且つ反復的に実施する、 ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
G01N 11/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01N 11/00 B

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