特許
J-GLOBAL ID:202003011241470917

癌および加齢の予防および治療のための内在性逆転写酵素の阻害、ならびに細胞の標的化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 高岡 亮一 ,  小田 直 ,  岩堀 明代 ,  高橋 香元
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-539880
公開番号(公開出願番号):特表2020-514312
出願日: 2018年01月23日
公開日(公表日): 2020年05月21日
要約:
LINE1のORF2によってコードされる逆転写酵素(RT)、またはレトロエレメントの転写活性化に関与できるあらゆるRTを阻害するよう機能する、RT活性阻害剤の投与による抗癌治療および抗加齢治療の手法を提供する。RTを阻害できる新規化合物の発見への手法を提供する。本方法は、癌細胞集団、前癌細胞集団、体細胞集団での使用に適用できる。医薬品に対する耐性の発生を阻害する治療の有効性をモニタリングするための方法、細胞分裂とは独立した遺伝子変異を自然発生することができる体細胞の蓄積と相関する病状の予防および/または治療のための方法を提供する。遺伝子不安定性を示す細胞を選択的に死滅させることができる薬剤を投与することによって個体において加齢に伴う病態を治療および/または予防するための方法を提供する。RT阻害剤を投与することによって癌細胞を化学療法薬に対して感作させる方法を提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
真核細胞集団において遺伝子不安定性を減少させる方法であって、前記細胞中のLINE1のORF2によってコードされるRTの活性(前記RTをRTLINEと呼ぶ)が阻害されるように前記細胞に逆転転写酵素(RT)阻害剤を導入することを含み、それによって前記細胞が遺伝子不安定性の減少を示す、方法。
IPC (13件):
A61K 45/00 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/15 ,  A61K 48/00 ,  A61K 38/02 ,  A61K 35/76 ,  A61K 39/00 ,  A61K 39/39 ,  A61K 31/513 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  A61P 37/02
FI (15件):
A61K45/00 ,  G01N33/50 Z ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 P ,  A61K48/00 ,  A61K38/02 ,  A61K35/76 ,  A61K39/00 H ,  A61K39/39 ,  A61K31/513 ,  A61P43/00 111 ,  A61P43/00 121 ,  A61P35/00 ,  A61P35/02 ,  A61P37/02
Fターム (48件):
2G045AA40 ,  2G045CB01 ,  2G045DA13 ,  4C084AA02 ,  4C084AA13 ,  4C084AA17 ,  4C084BA03 ,  4C084DC32 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB071 ,  4C084ZB212 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZB271 ,  4C084ZC202 ,  4C084ZC412 ,  4C084ZC521 ,  4C085AA03 ,  4C085AA38 ,  4C085EE03 ,  4C085EE06 ,  4C085FF24 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC42 ,  4C086BC43 ,  4C086GA02 ,  4C086GA05 ,  4C086GA07 ,  4C086GA16 ,  4C086MA02 ,  4C086MA04 ,  4C086NA05 ,  4C086ZB07 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB27 ,  4C086ZC20 ,  4C086ZC41 ,  4C086ZC52 ,  4C086ZC75 ,  4C087AA01 ,  4C087BC83 ,  4C087CA12 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB07 ,  4C087ZB21 ,  4C087ZB26 ,  4C087ZB27 ,  4C087ZC52
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • PLoS ONE, Vol. 3, No. 2, Article No. e1547, pp. 1-5
  • PLoS ONE, Vol. 3, No. 2, Article No. e1547, pp. 1-5

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