特許
J-GLOBAL ID:202003011257868856

運搬車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人落合特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-187771
公開番号(公開出願番号):特開2020-055438
出願日: 2018年10月02日
公開日(公表日): 2020年04月09日
要約:
【課題】車体後部に軸支した揺動枠上に荷台の少なくとも前部を前後移動可能に係合し、起伏シリンダにより揺動枠を荷台と共に起立揺動可能とし、また荷台を、荷台後端が接地した最後退傾動位置と、伏倒状態の揺動枠上への最前進搭載位置との間で駆動できるようにした運搬車両において、荷台をダンプ上げ状態に放置したことで荷台が多少下降した状況下でダンプ下げ操作用スイッチがオン操作された場合でも、ダンプ下げ完了状態(走行姿勢)で荷台が正規の搭載位置より後方に張出すのを防止する。【解決手段】オン操作されることで荷台3を揺動枠2と共に伏倒方向に揺動させるダンプ下げ操作用スイッチSW2を備え、油圧制御装置Cは、荷台3の起立状態でダンプ下げ操作用スイッチSW2がオン操作されると、伏倒方向に揺動する荷台3が車体F上に伏倒状態となる前に、荷台3を前進させるために作動油をスライドシリンダCsへ予備前進時間T1、供給する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
車体(F)後部に、前後方向に延びる揺動枠(2)の後端部を起伏揺動可能に軸支し、その揺動枠(2)上に荷台(3)の少なくとも前部を前後移動可能に係合し、前記揺動枠(2)と車体(F)間には、揺動枠(2)を荷台(3)と共に起伏揺動させる起伏シリンダ(Cc)を介装し、前記揺動枠(2)と荷台(3)間には、荷台(3)を揺動枠(2)に対し前後移動させるスライドシリンダ(Cs)を介装し、前記起伏シリンダ(Cc)及び前記スライドシリンダ(Cs)のうちの両方を作動させ或いは該スライドシリンダ(Cs)を単独作動させることで、荷台(3)を、地上の被搬送物(K)が荷台(3)に乗り込み可能な所定の最後退傾動位置(3R)と、伏倒状態の前記揺動枠(2)上に荷台(3)が略水平に搭載される最前進搭載位置(3F)との間で駆動できるようにした運搬車両において、 前記起伏シリンダ(Cc)及び前記スライドシリンダ(Cs)に対する作動油圧の給排制御を行う油圧制御装置(C)と、オン操作されることで荷台(3)を前記揺動枠(2)と共に伏倒方向に揺動させるダンプ下げ操作用スイッチ(SW2)とを少なくとも備え、 前記油圧制御装置(C)は、荷台(3)の起立状態で前記ダンプ下げ操作用スイッチ(SW2)がオン操作されると、伏倒方向に揺動する荷台(3)が車体(F)上に伏倒状態となる前に、荷台(3)を前進させるために前記スライドシリンダ(Cs)へ作動油を少なくとも所定の予備前進時間(T1)、供給することを特徴とする運搬車両。
IPC (2件):
B60P 1/16 ,  B60P 1/00
FI (2件):
B60P1/16 Z ,  B60P1/00 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 貨物自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-190463   出願人:新明和工業株式会社
  • 荷台傾斜移動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-233999   出願人:古河機械金属株式会社

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