特許
J-GLOBAL ID:202003011857035238

加熱炉用の点検扉

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023228
公開番号(公開出願番号):特開2017-142014
特許番号:特許第6753638号
出願日: 2016年02月10日
公開日(公表日): 2017年08月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内壁面に耐火物を貼着した加熱炉の側壁に点検口を開口し、該点検口を開閉する扉本体の内面部には前記加熱炉内壁面の耐火物と同等の厚みを有する耐火物を貼着すると共に、略I字形状の第一のリンク材の上下端の水平方向一端側の各先端部と、水平に配した一対の板形状の第二のリンク材の各一端部とをそれぞれ中間軸を介して回動自在に軸着し、前記第一のリンク材と第二のリンク材が一体となって屈曲・伸展動作することによって任意の方向に伸縮自在に構成したリンク機構を備え、該リンク機構の基端側に位置する前記第一のリンク材の上下端の水平方向他端側の各先端部と、前記点検口の一側部に突設した支持部材に固着した基端軸とを回動自在に軸着する一方、前記リンク機構の先端側に位置する一対の前記第二のリンク材の各他端部と、前記扉本体とを取り付けてなり、前記点検口を前記扉本体で閉鎖したときには、前記点検口の一側部に備えた前記基端軸と前記扉本体とを連結する前記リンク機構は、平面視で前記第一のリンク材と前記第二のリンク材との軸着部である前記中間軸が前記点検口の側方に突出した屈曲状態にあり、前記扉本体を前記点検口の前方へ引き出し操作するのに応じて前記中間軸が前記点検口側に接近しながら前記リンク機構が伸展して前記点検口の前方へと伸張する構成とした横開き式の加熱炉用の点検扉であって、前記扉本体外面部の水平方向略中央部の上下端部に一対の軸受を固着し、これら一対の軸受にて少なくとも前記扉本体の上下方向の長さよりも長尺の軸体を回動自在に枢支させると共に、該軸体の上下端部を前記リンク機構の先端側に位置する前記一対の第二のリンク材の各他端部とそれぞれ回動自在に軸着する一方、前記軸体の両側部の扉本体外面部には扉開閉操作用の一対の把持部を備えたことを特徴とする加熱炉用の点検扉。
IPC (1件):
F27D 1/18 ( 200 6.01)
FI (1件):
F27D 1/18 N
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 金属溶解保持炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-118245   出願人:ニイミ産業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 金属溶解保持炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-118245   出願人:ニイミ産業株式会社

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